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育休復帰後はフルタイム勤務と時短勤務どっちがいい?【後悔しない選び方】

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本記事にたどりつかれた方は、育休復帰後にフルタイム勤務にするか、時短勤務にするか悩まれているのではないでしょうか。

わたしは、育休復帰後に時短勤務とフルタイム勤務の両方を経験しています。

両方の経験をご紹介するので、フルタイム勤務と時短勤務のどちらにするかの参考にしていただけると嬉しいです。

目次

育休復帰後フルタイム勤務と時短勤務どちらにするかの決め方

育休中にフルタイム・時短勤務のタイムスケジュールを試してみる

育休復帰後どのような生活になるか不安ですよね。

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わたしも正直、生活を回せるか心配でした。
夫と相談してフルタイム勤務のスケジュールを育休中に試してみることpに。
結論、フルタイム勤務では家庭内を回せないことがわかり、1時間の時短勤務で復帰しました。

勤務・通勤の時間やパートナーが家事育児にかけられる時間は人それぞれ。

平日にどれくらいの家事をこなす必要があるのか、子どもの特性はどんなものか、などの前提条件も家庭によって違いますよね。

フルタイム勤務と時短勤務のどっちがいいの?という問いの究極の答えは、“実際に試してみる”しかないと思っています。

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時短勤務にするにしても、シミュレーションしておけばどの程度時短にする方がいいのかの指標になりますよ。

以下に、実際に試すときのチェックポイントをまとめてみました。

実際は家にるからとなぁなぁにせず、しっかり時間を守ってシミュレーションしてみてくださいね。

シミュレーションのチェックポイント

  • リアルな通勤時間を設定する
  • みなし勤務時間中は家事をしない
  • みなし勤務時間中は保育園同等の育児はOK
  • 平日にこなす最低限の家事分担を決めておく
  • 平日できないことは休日に回す
  • パートナーも一緒に試す

一つずつ詳しくみていってみましょう。

育休復帰後のリアルな通勤時間を設定する

育休復帰後の勤務時間に通勤時間をプラスした時間を「みなし勤務時間」に設定します。

保育園の送迎が含まれる場合は、保育園の送迎の時間もプラスしておいてくださいね。

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例えば、7時半に家を出て保育園に子どもを送っていき、
電車通勤→出社→保育園お迎え→18時半帰宅
であれば「みなし勤務時間」は7時半〜18時半ということなります。

みなし勤務時間中は家事しない

「みなし勤務時間」内は、実際に働き始めたら家事ができない時間帯です。

先ほど設定した「みなし勤務時間」の間は家事をしないようにしましょう。

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例えば、
朝は6時に起きて準備・子どものお世話・食事をし7時半には完了させ、
18時半から晩御飯の準備・お風呂・寝かしつけをするようなイメージです。

保育園お迎え後にスーパーで買い物して帰宅、というスケジュールが良ければ、「みなし勤務時間」中に上手く組み込んで実践してみてくださいね。

みなし勤務時間中は保育園同等の育児はOK

みなし勤務時間中は、保育園同等の育児はOKとします。

お散歩に行ったり、一緒に遊んだり、昼ごはんを食べたり、おむつ替えするなどして過ごしましょう。

育児だけで時間が余るのであれば、家の整理整頓や、メルカリの発送作業、お金の使い方の見直し、時短家電の導入検討などのタスクを導入してみましょう。

参考|育休中にできるマネ活 13選

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みなし勤務時間内に家事を一切しないことがポイントです。

平日にこなす最低限の家事分担を決めておく

食事、洗濯、掃除など最低限何を行うか、どの程度するか、誰が担当するか、時短家電を使うか、外注するかなどは事前に決めておきましょう。

もしくは、シミュレーションしながら調整していくのもありですね。

時短技をどれだけ導入するかで、こなせる家事の量も変わってきます。

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我が家の場合、平日は
食事準備→ミールキットか冷食・作りおきおかず活用
洗濯→乾燥機付きドラム式洗濯機にお任せ
掃除→気になるところだけ部分的に
といった対応で一日の家事時間は1時間以内におさめています。

働き出すと、平日にできる家事が思いのほか少ないことに気づくんですよね。

平日できないことは休日に回す

平日にできないことは休日にしようという割り切りも大切。

実際、育休から復帰すると、まとまった家事の時間って休日にしかとれないんですよね。

と言っても子どもが家にいると家事が思うように進まないので、出産前のようにはこなせないと思っておきましょう。

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休日もタスクが山盛りです。

パートナーも一緒に試す

実際にフルタイム勤務・時短勤務のシミュレーションする時は、しっかりとパートナーも巻き込みましょう

ワンオペで家事育児を回す練習をしていると、復帰後もパートナーを頼れずワンオペで家事育児を抱え込んでしまう可能性が高いです。

育休復帰後にワンオペで家事育児していると「なんでわたしばかり!?」と不満がいつか爆発します。

ワンオペの家事育児は家庭内の爆弾だと思っておいた方が良いでしょう。

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我が家はワンオペ比率高めだったこともあり、育休復帰後2ヶ月でわたしのイライラがMAX、家庭内が冷戦状態に陥ったことがあります。

シミュレーションは誰でも育休中に実践できる簡単な方法なので、ぜひ一度試してみてくださいね。

一週間続けると、ある程度ペース配分がわかってきますよ。

上司や業務量を考慮してフルタイム・時短勤務を決める

子育て経験のないモーレツ上司がいる場合、子どもを持ちながら働くことの大変さが考慮されづらい可能性があります。

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無理してフルタイムにしなくても、自分を守るために時短勤務を選んでもいいんじゃない?と先輩ワーママからアドバイスを受けたこともあるのですが、実際その通りでした。

・時短←配慮対象
・フルタイム←ガンガン働けるよね
といった感じ。

上司にもよると思いますが、1日1時間働ける時間が違うだけにも関わらず、任される業務や責任の度合いが格段に変わります。

育休復帰後にフルタイム勤務とすると、従前の業務量がそのまま降りかかってくることが予想されます。

復帰後は、子どもの発熱による保育園の呼び出しイレギュラー対応などがあるので、フルタイム勤務の業務量で復帰した場合、終わらなかった業務は残業してこなさないと、、、となってしまうとどんどん自分の首が締まってしまいます。

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事前にシミュレーションしたとしても、業務も子育ても想定の時間の枠からはみ出すことは多々あります。

業務量を確実に減らしたい場合は、時短勤務を選ぶことで、30分取得するだけでも周りの対応は全然違いますよ。

どちらか迷った場合は時短勤務を選ぼう

迷った場合は、時短勤務で復帰されることをおすすめします。

最初は時短勤務で数ヶ月働いてみて、慣れてきたらフルタイムに戻すこともできます。

フルタイムスタートであっても場合によっては時短勤務に変更することがあると伝えておくとよいでしょう。

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時短勤務は保険です。

時短勤務のデメリット

時短勤務にはもちろんデメリットもあります。

給料が下がる

時短勤務を選ぶと、働く時間が減る分お給料は下がります。

1日8時間勤務から1日6時間勤務に変更すると、約25%お給料が減る計算です。

シングルや家計全体の収入が少ない場合は、給料を下げないようにフルタイムを選ばれる方がよいと言えるでしょう。

育休中にマネ活しておけば、時短でお給料が下がった分のダメージは少なくてすみますよ↓

責任のある仕事を任されにくくなる

時間外のイレギュラー案件への対応が難しくなるため、責任のある仕事を任されにくくなるケースもしばしばあります。

本人の希望通りであればいいですが、バリバリ働きたいのであれば物足りないと感じることも

少しでも回避したいのであれば、育休復帰前に、人事や上司と希望の業務内容や働き方について相談しておくとよいでしょう。

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職場でのコミュニケーションは大事。
時短勤務ながら、影の責任者ポジションを勝ち取りました。
(残念ながら役職者ではないです)

昇給にも影響する

時短勤務をしていると、昇給にも影響が出やすいです。

業務内容も責任のあるものを任せてもらいにくくなるなど、成果が出しづらいというのも要因の一つかもしれません。

まだまだフルタイムが優遇される状況のため、時短勤務の取得は昇給にも影響します。

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時短勤務で働いていたことのある管理職クラスの社員はわたしの会社でもまだまだレアです。

会社によっては3歳までしか時短勤務できない

子どもが3歳になるまでは、企業に時短勤務対応が義務付けられているのですが、4歳以降は特に定めがありません。

大手企業などは、子どもが小学生の間まで時短勤務を取得できるケースもありますが、中小企業だと子どもが3歳になるまでしか時短勤務を選べないケースもあります。

いつまで時短勤務制度を利用できるのかは、事前に人事に確認しておきましょう。

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お昼寝の時間がない小学生の方が、時短勤務で働きたいという親のニーズが高いのではないかと思っています。

フルタイム勤務を選ぶ場合に注意したいこと

パートナーと家事育児をバランスよく分担する、又は親族やシッターさんなどの外注サービスを頼ることができればフルタイム勤務も難しくはありません

何よりお給料が下がらないので、生活も安定します。

キャリアを大切にしたいという思いがあり、フルタイムでも家庭のことが周りそう、なのであればフルタイム勤務を選んでみてくださいね。

フルタイム勤務を選択した時に注意したいことを合わせてまとめておきますね。

保育園入園初年度は子どもが病気にかかりやすい

「保育園は菌の宝庫」と呼ばれるくらい様々な菌やウイルスがいます。

自宅保育がメインで免疫がまだついていない保育園入園の初年度は特に子どもが病気にかかりやすい時期です。

熱が上がって保育園から呼び出しがかかり、午後休を使って退社するなんてこともままあります。

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健康優良児の娘も、入園1年目は原因不明の下痢が1ヶ月続いて保育園に登園できない時期がありました。

フルタイムで復帰しても、1年目はフルスロットで業務にコミットするのにブレーキがかかることが多いと思っておいた方が良いでしょう。

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働くママパパの味方、病児保育は登録必須。
仕事を続ける上で病児保育に何度助けられたことか。
備えあれば憂なしです。

病児保育の預かり時間は保育園の預かり時間より短いケースにはご注意ください。

子どもの長時間保育を許容できるか

フルタイム勤務を選ぶと子どもが保育園で過ごす時間がどうしても長くなりがち。

(フルフレックスなどで勤務時間が調整できればこの限りではありません)

長時間保育に耐えられる子どもなのか、安心できる保育園なのか、といった個別要件は気にかけておいた方が良いと思います。

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どうやっても親の働いている時間よりも子どもが保育園にいる時間の方が長くなるんですよね。

長時間保育のメリット・デメリットの両方は以下の記事にまとめています。

よければ参考にしてみてくださいね。

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我が家は、保育園のお昼寝がなくなった5-6歳のタイミングからフルタイム同等時間の勤務が難しくなりました。
家での子どもの睡眠時間確保が難しくなるんですよね。

2-3歳のイヤイヤ期でペースが崩れる

子どもが0歳-1歳の復帰直後は上手くいったとしても、子どもが2-3歳のイヤイヤ期に差し掛かったあたりで家庭内のペースが崩れ始めます。

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保育園から家に帰るのに、10分だったところが30分〜1時間かかったり、
ご飯食べる時間も15分くらいが30分になったり、
洋服を着る時間も5分から15分になったり、、、

と、子どもが思い通りに動かなくなり、これまでうまくこなせていたことが、突然回らなくなります。

また、仕事面でも育休復帰から1〜2年経った時期なので周りからはもう大丈夫と思われやすい時期。

仕事の量が増えたり、部下ができたりすることも。

自分の仕事の負荷も増え、パートナーも残業が増え、、イヤイヤ期も被り、となるとしんどさマックス。

上手くいかなかった頃のことは、以下の記事の後半にもまとめています。

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今振り返ると、2-3歳頃は大変という認識をパートナーや会社と共有しておくこと、不測の自体に対応できるように生活に余白を残しておくことが大切だったなと思います。

子どもが小学生になると急に生活リズムが変わる

保育園の間はフルタイムで回せたとしても、小学生になると急に生活のリズムが変わります

学童によっては、朝や夜の開所時間が保育園より短いという場合も。

夏休みのみ9時〜18時の開所というケースもあるので、注意が必要です。

小学校は保育園と違ってお昼寝がない上、朝も早く、勉強で疲れるので、保育園児よりも小学生の方が就寝時間が早くなります。

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わたしは、小学生の生活リズムを考慮して、9時-17時半のフルタイム勤務相当から、9時半-16時半勤務に変更しました。

ライフステージに合わせて柔軟に働き方を変えられるのがベスト

育休復帰後に両方を経験した身としては、フルタイム勤務・時短勤務のどっちがいいの?という質問に関しては、ライフステージに合わせて柔軟に選択できるようにしておくこと、と答えておきます。

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今の職場は、フルタイム勤務と時短勤務が子どもが小学生の間まで選べるので本当にありがたいです。

みなさんは「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」という本はご存知でしょうか。

本書の中で、子育て期のパパママは、その時々で子どもの成長に合わせてアクセルとブレーキの両方を踏めるようにしておくこと、夫婦でどちらが頑張る時期かをすり合わせておくことが大切とされています。

実際に、子どもの成長や自分自身のキャパシティ、家族の形態などによって、状況は常に変化し続けるのでずっと同じでいられるとは限りません。

一時的に時短勤務を選んだとしても、長い人生全体の中ではわずかな期間。子育てが一段落したタイミングでフルタイムに戻す人生もあるでしょう。

また、フルタイムで働きたいのであれば、パートナーや周りの頼れる大人と連携することはかなり重要。

自分が頑張りたい時に頑張れるように、家族全体で長期的な戦略のもと勤務形態を選んでみてくださいね。

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本記事を読んでくださったみなさんそれぞれが納得いく働き方を選べるよう、心から応援しています。

家事が回らない時の強い味方、冷凍で届くお弁当「ナッシュ」は共働き世帯におすすめです↓

冷凍庫に入れておけば、いざという時回答して食べられますよ。

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