こんにちは。
ワーママMACOです。
今回は、仕事・家事・育児の両立について、お話します。
わたしのブログを読んでくださるみなさまは、きっと仕事も家事育児もがんばりたい、と思っている頑張り屋さんな方が多いんじゃないかと思っています。
雑誌やSNSなどに全てを上手くこなしているワーママさんを見て、両立できないわたしはまだまだだ、など落ち込んでないですか。
わたしも、仕事・家事・育児を両立してこそ一人前のワーママだと思って毎日頑張っていました。
結論からいうと、仕事・家事と育児は1人で両立できないです。
両立の定義は、辞書で調べてみると、「二つの物事が同時に支障なく成り立つこと」とあります。
そもそも仕事・家事・育児と3つある時点で両立以上のことを目指していることになりますね。笑
3つを両立を考える前に、仕事×家事、仕事×育児、家事×育児の2つの掛け合わせごとに見ていきたいと思います。
Table of Contents
仕事×家事の両立
まずは、仕事と家事の両立から。
睡眠時間以外は仕事しなければならない、土日休みがない、という仕事スタイルでなければ、両立できると答えられる方が多いのではないでしょうか。
仕事の他に家事の時間さえ確保しておけば、上手く回せると思います。
仕事と家事を同時並行でこなす、なんて発想はないですよね。
それぞれ決められた時間の中で注力するのみです。
朝昼晩の3食を全て自炊するのは面倒だ、と感じられる方も多いかもしれません。
外食を利用したり柔軟に対応されている方もいらっしゃると思います。
どこまで完璧な家事を目指すかに尽きます。
残業が続く場合は休日にまとめて家事をこなすなど、家事の時間配分は一週間のなかである程度コントロールできます。
仕事×育児の両立
在宅ワークなら、家で子どもを見ながら仕事ができるよね
という間違った解釈をされる方がいますが、そんな訳あるまい。
あらぬ誤解です。
仕事と同時並行で育児をこなすのは、そもそも無理ゲーです。
子どもがテレビやゲームに熱中している間であれば、仕事できますが、一日中子どもにメディアを見せ続けていいなんて言えませんよね。
子育て中に仕事をしようと思うと、子どもは誰かに預けざるを得ません。
保育園など子どもを預ける場所があるからこそ、仕事と育児を両立できるといえます。
保育園などを利用しても両立が難しいと感じる理由
誰かに子どもを預けて仕事と育児の時間を明確に区切ったとしても、両立が難しいと感じる場面があります。
それは、仕事も育児も決められた時間外にはみ出すことがあるから、です。
急ぎの仕事やその日迄に完了しなければならない仕事があると、残業という形で仕事がはみ出してきます。
また、育児についても、子どもの体調不良で保育園に預けられなくなったり、決まった時間内に子どもが行動しなかったり、という時間のはみ出しがあります。
どちらもはみ出す可能性の方が高いのですが、仕事と家事の両立のように、育児を土日にまとめるなんてことができません。
平日の限られた時間を仕事と育児で調整しなければならないことが、両立が難しいと言われる所以です。
調整が困難になった時間のはみ出しについては、家族や友人、シッターさんや病児保育に頼る他ないです。
また、時間では両立できたとしても、精神的に両立が困難、と感じられる方もいると思います。
朝から育児で子どもと格闘した後、日中は仕事で心身ともに疲弊、さらに夕方以降に育児という感情労働が待っているからです。
シッターの仕事と通常勤務を掛け持ちしていると思って下さい。
ゆっくり休息する時間もなくずっと働き続けているわけです。
精神的にしんどいなと思ったら、業務量を調整したり、家族やシッターさんに頼ったり、仕事と育児の両立方法を再考しましょう。
家事×育児の両立
仕事×家事、仕事×育児、と違って、家事×育児の両立は同時並行を前提としているんですよね。
家事するために子どもを誰かに預ける、という発想ってあまりないのではないかと思います。
一般的に家事は、日常的に子育てしながらこなすもの、とみなされています。
実際、家事と育児の両立ができるかというと、子どもの個性や成長度合いによる部分が大きいです。
3歳児の娘は、誰かと一緒に遊びたいお年頃。
起きている時間は常に「一緒に遊ぼ〜」と誘ってきます
子どもの遊び相手をしていると家事なんてできないですよね。
家事をしていても、途中で子どもに中断されることもあります。
家事をするという理由では、子どもを保育園に預けられないですし。
家事と育児の同時並行って、仕事と育児を同時並行するのと同じくらい無理ゲーなんですよね。
家事と育児を両立させるためには、
- 子どもが寝ている間に家事をこなす
- 子どもがTVやゲームしている間に家事をこなす
- 子どもと一緒に家事する
- 家事を徹底的に時短する
- 家事担当と育児担当の人員を分ける
といった工夫が必要です。
休日だからって、育児家事がワンオペだと、こなそうと思っていた家事が終わらないことも多々あります。
しかし、子育て期は家事の量が爆発的に増える
タイトルの通り、子どもがいると家事の量が増えるんです。
何が増えるかという理由は以下の通りです。
- 乳幼児用の食事準備が必要
- 食べこぼしや保育園用など洗濯物の数が増える
- 食べこぼしやオモチャで部屋がすぐに散らかる
- 子育て用品の買い出し
- オムツなどのゴミ出し
子どもの年齢や、活動量によって増える家事はまちまちです。
特に、片付け・掃除についてはマイナスからのスタート、なんです。
子どもたちがいると、片付けるペースより散らかるペースが早い、です。
また、ご飯は必ず食べこぼします。
一度部屋を片付けきれいに掃除しても、翌日には元通りに散らかることがデフォルト。
散らかったものを元に戻す(部屋の状態を±0に戻す)だけで労力がかかるんですよね、、、
毎日片付いた状態で生活しようと思うと、大人だけの生活よりも+αの家事時間がとられます。
仕事 × 家事 × 育児の両立はできるのか?【体験談】
結論としては、時間を明確に分けることができ、周りに頼れる人(保育園、病児保育、家族など)がいれば両立できる、です。
ただ、一度両立できたと思っていても、子どもの成長により育児の時間が増えたり、仕事と育児での精神面での負荷が上がったりと、複数の要素が絡み合うことで、両立が難しくなることがあります。
子ども成長に応じて、臨機応変に調整するしなやかな姿勢が求められます。
実際の経験談として参考にしていただけると幸いです。
両立できていると感じていた時期(0〜1歳期)
両立できていると感じていた時期の要因は、
- 保育園に預ける
- 病児保育を利用する
- 時短勤務を利用する
- 業務の負荷が軽め
- 子どもの睡眠時間が長い
- 子どもの自我がまだ目覚めていない(イヤイヤ言わない)
- 休日は親族や友人に会ったり子育て広場に通う
- 家事時短、パートナーとの家事分担を行う
が挙げられます。
両立が困難になった時期( 2歳以降)
両立が困難になった時期は、③〜⑦が変わりました。
- 保育園に預ける
- 病児保育を利用する
- フルタイム勤務
- 業務負荷が増える
- 子どもの睡眠時間が短くなる
- 子どもが自我に目覚めた(イヤイヤ言う)
- コロナ禍により休日のお出掛けが制限される(家で家事育児ワンオペ)
- 家事時短、パートナーとの家事分担を行う
仕事の負荷が増えたことと、育児にかかる時間が増える時期が重なってしまったことにより、精神的にも物理的にも両立は無理!!となってしまいました。
部屋は散らかり放題、キッチンシンクも食器が溜まりっぱなし、ご飯も簡単なもの、というQOLが最低の時期です。
QOLが低くなると、パートナーの機嫌も悪くなり、家族仲は最悪の状態になる、という悪循環ですよね。
両立に失敗した原因
0-1歳児で仕事・家事・育児を上手く回せた成功体験から、仕事の負荷を上げてしまったことが要因の一つです。
また、2歳3歳以降の子どもに手がかかると思っていなかったことも要因です。
子どもが構ってちゃんになりテレビを見るときもそばにいなければならず家事が進まない=ワンオペで家事育児並行に支障が出る
1歳児は15分で食べ終わっていた食事が3歳になると1時間以上かかる=毎食これだとキツイです。
2歳になると、友達と遊ぶのが楽しくなり、保育園に迎えにいっても帰る気持ちになるまでに30分くらいかかる。
3歳になると何かと理屈を付けて反抗するので、一つひとつの動作に時間がかかる。
買い物へ行っても公園に行きたいと行って駄々をこねたり、寄り道が増えて1日に1タスクこなすので精一杯になる。
子どもが親べったりになると家事が全くこなせないです。
イヤイヤ期の困りごとは別でまとめているので、よければ参考とされて下さい↓
解決策は、さらに他人を頼ること
たまった家事をこなすために、パートナーや親族に子どもを見てもらう時間をつくる。
または、家事代行サービスや託児サービスを使うなども手です。
ただ、一回3時間で8000円程度かかります。
月4回利用すると24000円の出費ですので、正直気軽に頼めるとは言い難いです。
掃除、調理、保育をそれぞれ頼んだ中で、一番良かったなと思うのは保育です。
掃除→トイレ、お風呂、リビングの拭き掃除を3時間掛けて念入りにしてもらえた
調理→家にある食材で2-3日分程度のおかずを作ってもらえる
保育→保育に慣れた方が家や公園で子どもと全力で遊んでくれる
掃除について、家の片付けは頼めない点がネックです。
料理は、事前に買い出しが必要だったりする、大人が食べて美味しくても子どもが食べるとは限りません。コスパだけを考えると出前やお惣菜の方がお得感があります。
仕事・家事・育児が上手く回らず家族の助けも得られない時は、一度試してみられてはいかがでしょうか。