こんにちは。
育休復帰後から延長保育を利用しているワーママMACOです。
フルタイムワーママ・ワーパパのみなさん、仕事の都合で延長保育を選ばないといけないことってありますよね。
わたしも、子どもを0歳で保育園に預けてから、約6年子どもが延長保育を利用しています。
延長保育のメリット・デメリットをこちらに記載しておきますね。
延長保育のメリット
まずは、延長保育のメリットからご紹介していきます。
異年齢の子ども同士で交流できる
特に午後の延長保育をした場合は、異年齢の子ども同士の交流が深まります。
子どもが0歳だった頃は、上の年齢のお兄さんお姉さんにもよく可愛がってもらっていました。
2歳頃になると、年上の子どもたちに憧れを抱き、真似っこが始まります。
子どもが年長クラスになった今は、下の学年の子たちと一緒に遊んでいる姿が見られます。
もちろん園にもよりますが、同じクラス内だけでは知り合えない人間関係が築けるので、それはそれでメリットだと思っています。
色んな年齢の先生に関わってもらえる
早朝や夕方以降の保育は、担任以外の保育士さんと関われる貴重な場であったりします。
長時間勤務を避けるため、早朝や夕方以降の保育には、パートの保育士さんが担当されているケースも多々あります。
延長保育を利用せず、9時-17時のみの利用であれば担任の先生としか親も子も知り合えなかったかもしれません。
パートの保育士さんは、自転車で通えるような近所から通われているケースなどもあり、道ですれ違った時に声を掛けてもらうなど、何かと気にかけてもらえますよ。
地域に、子どものことを知ってくれている知り合いが増えるのは心強いです。
少人数の利用だと先生が目一杯遊んでくれる
夕方以降の延長保育の時間は子どもの数が少なくなり、先生一人当たりに対する子どもの数も減ります。
2-3人に1人の先生がついたり、マンツーマンで遊んでもらえるなど、日中とはまた違った遊び方ができる点もメリットの一つ。
一緒に積み木をしたり、カードゲームをしたり、と子どもの中に混じって一緒に遊んでくれる保育士さんもいて、子どもたちも楽しそうだったりします。
人の数が少なくなるので、落ち着いて遊べているのかなと思います。
子どもと気の合う先生やよく気のつく先生が延長保育の場にいて下さると大変心強いです。
正直、先生には当たり外れがあるのでよく観察しておきましょう。
他の子のママ・パパに子どもの顔を覚えてもらえる
延長保育を利用すると、早めに迎えにこられる保護者の方と接する機会が増えるので、自然とよそのお子さんのママやパパを知る機会が増えます。
子どもも覚えますし、逆にお迎えにくる保護者の方に顔や名前も覚えてもらいやすくなります。
何かあった時に顔見知りがいると安心です。
延長保育を利用することで、知り合いの数が増えるのが大きなメリットですね。
色んな人と接することで子どもは成長していくものなので、色んな人に関われる点は延長保育の良さだと思います。
延長保育のデメリット
家での生活時間が短くなる
延長保育を利用する分、家での滞在時間が減り、ご飯や遊び、睡眠などの時間に余裕が減ってしまうという点がデメリットの一つとして挙げられます。
最大限保育園の延長を利用すると、11時間〜12時間くらい預けるなんていうことも可能ですが、移動時間・睡眠時間を除くと家で活動できる時間がほとんどなくなります。
家でのオペレーションがカツカツになる可能性があるので、預けられるだけ最大限の利用はあまりおすすめしません。
子どもと関わる時間が短くなる
当たり前ですが、延長を利用する分、子どもと関わる時間は短くなってしまいます。
時間が短くても、一緒に遊んだり絵本を読むなど濃く関われる時間が取れるならOK、と考えましょう。
保育園の行き帰りに会話する、お風呂に一緒に入る、寝るときに今日あったことを話すなど、工夫すれば時間は見つかるはず。
ただし、延長保育から帰宅し、家に帰るとヘトヘトで子どもに構う元気もない状態であれば、誰かにヘルプを頼むなど生活を見直した方が良いと思います。
ママ友・パパ友と知り合いにくい
延長保育でお迎えにくるママやパパは、早く家に帰って家の用事をしないと、と思っている方も多いので
お迎えの時に立ち話などをするような仲にはなりづらいです。
同じクラスで子ども同士が仲良しかつお迎えの時間が一緒、といった条件などが合わない限り、あまりお互いの話をする機会は少ないと思います。
早い時間にお迎えのお家は、一緒に公園で遊ばせてから帰ったりと仲良さげ。
子どもの保育園での様子がわかりづらい
預ける時やお迎えの時に、担任の先生や同じクラスの子どもたちと出会う機会が少ないため、子どもが保育園のクラスでどんな友達とどんな風に過ごしているのかがあまり見えてきません。
たまに、遅く送迎したり、早く迎えに行ったりすると、同じクラスの子どもたちが話しかけてくれたりと交流ができるのですが、延長保育を使っているとこのような機会は少ないですよね。
親が、子どもの友達の顔や名前を覚えるのが難しいです。
保育園で撮影された写真を見て、子どもの様子を知り、子どもに友達の名前を教えてもらっています。
体を動かす時間が少ない
園にもよると思うのですが、体を動かす遊びは大体午前中に終わり、午後から夕方にかけては室内遊びがメインになるケースが多いと思っています。
延長保育は室内が基本。
保育園に長時間預けていると、幼稚園に通い放課後公園遊びするような子どもたちに比べ体を動かす時間が少なくなってしまうようです。
放っておけば4-5時間、公園で走り回るくらい体力のある遊び盛りの子どもたちにとっては体力が有り余ってくるみたい。
体力が余るとなかなか寝付かなくなる、といった悩みも出てくるんですよね。
我が家では、子どもが体を動かしたくて仕方なさそうな時は、保育園から家まで歩いたり走ったりしていました。
追加費用がかかる
保育園によっては、延長の費用が追加でかかることも。
その分おやつを出してもらえるなどもありますが、追加費用を払ってまで子どもを保育園に預けるのがどうなのかと悩まれる親御さんもいらっしゃるのではないかと思います。
3歳からの保育園利用料は無償化と言われても、延長費用は有料です。
延長保育に関する子どもの反応は?
我が家の延長保育での様子をまとめてみました。
これから保育園の延長保育を利用して仕事復帰される方の参考になればうれしいです。
乳児期(0歳〜1歳)
乳児の延長預かりは珍しいので、周りの子どもや先生からちやほやされます。
「赤ちゃん可愛い〜」と言ってもらえるのも乳児期ならではの特徴。
そもそも、お昼寝の時間が長く、定期的に授乳してもらえるので、特に困ったことはありませんでした。
家にいるよりも刺激が多い環境だったと思います。
お世話をしてもらい、周りの人に構ってもらえている様子が見られれば、預けていても安心感があります。
放置されていたり、安心できない環境があるようであれば、少し預け方を考え直してみてもいいかもしれません。
1歳後半〜3歳頃
2歳前後になると、少しずつ周りの友達を関わり出します。
同じ時間のお迎えの友達と仲良くなり、イヤイヤ期もそこに絡んでくるとなると一気に日常のルーティーンをこなすのが難しくなります。
例えば、延長保育している上に、なかなか家に帰りたがらない問題。
延長保育に問題があるのではなく、延長保育を利用していて家で過ごす時間が少ないにも関わらず、やるべきタスクが子どものイヤイヤによって全然こなせなくなるんですよね。
私の失敗談は以下の記事にまとめています。
延長保育を利用して、カツカツのスケジュールを組んでしまうのはおすすめしません。
フレックスを使うなり、少しなりと生活や仕事の時間に余裕を持たせておきましょう。
4歳頃
仲の良い友達とグループで遊ぶことが増えてくる年齢です。
「仲のいい友達が早く帰ってしまって遊び相手がいないからつまらない。ママ、早く迎えに来て!」
と言い出したのが、4歳になった頃からです。
先生が遊び相手になってくれるものの、他の友達が延長保育をしていない中で1人だけ残ってしまうのは嫌だったようです。
子どもから「早く迎えに来て」と何度も言われると、心がぎゅっと締め付けられますよね。。
ただ、楽しい遊びに熱中している時に迎えに行くと「もっと遅く来て欲しかった」と言われることも。
その日の状況によって言うことが変わるなど、子どもは気まぐれです。
それから、どんどん体力がついてきて夜の寝つきが悪くなっていきます。
早めに保育園に迎えにいけば、帰り道の公園で遊んで体力を消耗させて帰られるのかな、という考えが頭をよぎり出します。
5-6歳
1ヶ月に1cmずつ身長が伸びるような成長期。
保育園で出るおやつだけでは足りないようで、迎えに行くなり「お腹すいた〜、ご飯早く!」と不機嫌になりがちな我が子。
お迎えの時に家からおやつや軽食を持ち出して対応しています。
遅い時間になると大人だってお腹が空きますよね。
プレ小学生期・小1の壁
保育園では、小学校に入る数ヶ月〜1年前にお昼寝がなくなるんですよね。
となると、必要な睡眠時間を家だけで確保しなければいけなくなります。
もっと早くお迎えに行って早く寝かしつけないと、翌朝の準備も大変〜
ということで、私はこのタイミングで時短勤務に戻しました。
また、小1の壁も直後に控えています。
保育園の延長保育で例えば19時まで預かってもらえてたとしても、小学校の学童が18時ということもあるので注意してくださいね。
延長保育は是か非か?
我が家のように延長保育を利用しないといけない家庭ももちろん多くあると思います。
また、なんでも一長一短はあるので一概に延長保育が良い・悪いとは言えません。
ただ、延長保育を利用しようか悩まれている方にお伝えしておきたいポイントをまとめてみました。
- 延長保育時の先生と子ども人数・雰囲気を観察しておく
- 子どもと延長保育の先生の相性をみる
- 子どもの睡眠・生活に必要な時間から逆算してお迎えの時間を決める
- 子どもの成長とともに延長保育あり→延長なしに変更する可能性あり
上記を考慮した上で、納得して延長保育を利用していただければと思います。
延長保育をなるべく利用せずに済む方法
とはいっても、北欧など家族を大事にする国では、16時や17時に子どもを迎えに行くのが一般的だったりします。
親が8時間勤務で疲れたと言っているのに、子どもはさらに長い10〜11時間も文句も言わず保育園にいるなんて、、子どもたちは大人以上に頑張っていますよね。
延長保育をなるべく利用せずに済む方法も合わせて考えてみました。
送迎を別々の人が担当する
保育園の送迎担当者を朝と夕方で分けるケースです。
朝はパパ、帰りはママとするイメージです。
職場の同僚も、朝と夕方の送迎をパートナーと分担しているみたいです。
また、ジージやバーバ、シッターさんなどにお願いするのもありですよね。
子どもが保育園にいる時間は標準時間で、かつ親がフルタイムで働けます。
時短勤務・フレックスを使う
時短勤務やフレックスをうまく活用して、会社員のまま働き続け、子どもと過ごす時間も確保できるいいとこ取りの方法です。
自給制の働き方だとお給料が下がってしまう点が唯一の難点です。
在宅勤務が可能な会社に転職する
在宅勤務にすると、子どもの延長保育の時間を減らすことができます。
通勤時間を家事や育児の時間に当てられるのがなんと言っても大きいです。
毎日でなく、週数日在宅勤務が可能なだけでも断然違いますよ。