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早く終わって欲しい時の声かけ
あと○分だけ待つね/○時になったら終わろうね
あと○分の部分は、子どもと相談してもいいですし、次の予定を考慮して親が主導権を持って決めてしまっても大丈夫。
終わったら○○しようね
子どもの好きな遊びやご飯・おやつなどが次に待っていることを伝えると、子どもたちもポジティブな気持ちで次の行動に切り替えることができます。
行動をうながしたい時の声かけ
AとBだったらどっちがしたい?
選択肢を提示して、子どもが自ら選ぶという主体的行為を通じて、次の動作にうつるための声掛けです。
まず1分だけやってみよう、1分でどこまでできるかな?
子どもも大人も行動を切り替えるのに時間がかかるもの。まず1分だけ、区切ることで次の動作にうつりやすくなります。
○時までなら、手伝うよ
宿題や歯磨きの仕上げ磨きなど、何時までなら手伝えるよと期限を切って伝えてみましょう。
その時間を逃すと手伝ってもらえないと思うと、子どもは自ら進んで手伝ってと言ってくるかもしれません。
一緒に○○しよう
1人でやりたくないだけかもしれません。
失敗したら嫌だと思っているかもしれません。
ネガティブな感情をポジティブに切り替える声掛けです。
一緒に○○しようと巻き込むことで、子どもが何かを始めるハードルも下がりますよ。
意見を聴きたい時の声掛け
○○についてはどう思った?
範囲を限定して、ヒアリングすることで、答えやすくなると思います。
このオープンクエスチョンで答えづらそうな雰囲気をしている時は、Yes Noで回答できる クローズクエスチョンで聞いてみましょう。
「○○については、悲しかった?」 「寂しかった?」 「もっとやってみたいと思った?」など、子どもの気持ちを推測して質問してみましょう。
子どもがうるさい時の声かけ
子どもが大声で叫んでいたり、うるさい時につい叱ってしまいそうになりますよね。
そんな時は、「うるさい」と言わず、具体的にどのように振る舞ったら良いのかを伝えてみましょう。
声をこれくらいの大きさにできるかな
具体的にどれくらいの声の大きさが適切なのか、やってみせる方法です。
練習することで、子どもたちもTPOを学んでいきます。
ありさん(ねずみさん)の声の大きさで喋ろうね
2−3歳くらいのお子さんに効果のある方法です。
実際の生き物のなりきって、静かに話せるようになりますよ。
他の人の○○が聞こえなくなるから、静かにしようね
4歳以上の年齢になってくると、前後関係や文脈などが想像できるようになってきます。
何がいけないことなのか、誰が困るのかなどの理由を添えて、どうすればいいのかを伝えるようにしましょう。
否定しない声かけ
走らないで→歩こうね
肯定的な内容で伝える方法です。
一度、○○ちゃんの好きなようにしてみる?
子どもの意思を尊重し、子に決定権を委ねる方法です。
ここまでよく頑張ったね
途中で心が折れて、これ以上やりたくないと言い出した子どもに対して、「なんで途中で終わるの」「最後まで頑張りなさい」というネガティブだったり、激励を伴う声掛けではなく、まず「ここまでよく頑張った」という努力した子どもの頑張りに対して声をかけてみましょう。
全部ポジティブに変換してみると
子どもが失敗したときの声かけ
○○すれば大丈夫だよ。
失敗した時にどのように対処すればいいのかを伝える方法です。
お茶などをこぼした時には、「雑巾で自分でふけば大丈夫だよ」と伝えるようにしています。
次からどうすれば良いかな。
失敗しないようにどうすればよいかという方法を一緒に考えてみましょう。
親が一方的に伝えるよりも良い反応が得られると思いますよ。
具体的に伝える
危ない→止まって・降りて
怒りが抑えられないときの声かけ
同じことを○回注意することになったら怒るからね
と事前に通告する。
○回の部分は子どもと相談して決めてもいいでしょう。