毎日毎日洗濯物にかける時間って、積み上げていくと大きな時間になりますよね。
本記事では、ワーママ歴6年のMACOが思いつく限りの洗濯の時短方法をぎゅっとまとめてみました。
ワーママ・ワーパパなど子育て中で特に家事にかける時間を最小限に減らしたいと思っている方のお役に立てば幸いです。
ボリュームが多いので、目次から必要な項目に飛んでみてくださいね。
洗濯を時短にする洗濯機・乾燥機の選び方
家電を導入するのが最も、お金をかけて時間を生み出すタイプの時短方法です。
共働き家庭では、既に導入されている方も多いのではないでしょうか。
初期コストとランニング費用は掛かってしまいますが、時間を生み出すという意味で導入した場合の効果は絶大です。
それぞれの選択肢のメリット・デメリットを見ていきましょう。
洗濯機は自動投入タンク付きで時短に
縦型洗濯機・ドラム式洗濯機に限らず、洗剤や柔軟剤・漂白剤を自動で投入できる機能がある洗濯機がおすすめです。
毎回洗濯機が自動で洗剤の量を計量してくれるので、地味な一手間を省くことができますよ。
お店で洗濯機を選ぶ際もぜひ「自動投入機能付き」と店員さんに声を掛けられてみてくださいね。
乾燥機付き洗濯機を選ぶ
乾燥機付きドラム式洗濯機を使う
共働きファミリーといえば、乾燥機付きドラム式洗濯機を使っているイメージですよね。
洗濯から乾燥まで一気通貫で完了するので、
洗濯の量が多くなるので、10kg 以上の容量洗濯機を選ぶようにしましょう。
メリット
- 洗濯から乾燥まで一気に終わらせることができる
- 叩き洗いのため衣類が痛みにくい
周りの共働き・子育て層で一番利用者の多い洗濯機です。
デメリット
- 洗濯の上限量と乾燥機の上限量が異なる
- 毎日洗濯機のフィルターを清掃しなければならない(機種による)
- ドラム色洗濯機に比べて場所をとる
- 複雑な構造のため一般的な洗濯機より故障しやすい
- 縦型に比べると洗浄力が弱い
- イニシャルコストが高い(20-30万円前後)
- 子どもの閉じ込めが怖い(チャイルドロックはあります)
洗濯物をそのまま乾燥させたい時は、乾燥できる上限容量に合わせて洗濯機に投入するようにしましょう。
ドラム式洗濯機の乾燥機能を使うと、ワイシャツのアイロン掛け作業が増えちゃうんじゃない?と気になる方は以下のブログをご覧ください。
ノンアイロンシャツであれば、シワの量も最小限に抑えられるようです。
乾燥機付き縦型洗濯機を使う
家電量販店の店員さんいわく、縦型の乾燥機付き洗濯機はおすすめしないとのことでした。
メリット
- 洗濯から乾燥まで一気に終わらせることができる
- ドラム式と比べると安い
- ドラム式と比べて洗浄力が高い
- ドラム式と比べてサイズがコンパクト
洗濯の洗浄力を求める方に
デメリット
- 洗濯の上限量と乾燥機の上限量が異なる
- 洗濯機のフィルターを清掃しなければならない
- 乾燥力が弱く生乾きになりやすい
- ドラム式に比べると衣類にシワがつきやすい
縦型の方が洗浄力が高いものの、乾燥機能に関してはドラム式に軍ぱいが上がりますね。
別売りの乾燥機を設置する
別売りの乾燥機を使うと、洗濯と並行して乾燥を行える点が最大のメリットです。
乾燥機分の場所は取りますが、トータルの洗濯時間を短くできます。
大量の洗濯物があるご家庭であれば、別売りの乾燥機を使う方が選択が早く終わりますよ。
ガス乾燥機の乾太くんを使う
一度使ってしまうと手放せないという根強いファンが多い「乾太くん」。
家を新築される方にはおすすめしたい商品です。
メリット
- 洗濯機一体型乾燥機に比べ、乾燥時間が短い(約1時間)
- 仕上がりがふわふわ、シワも少ない
- 洗濯機一体型乾燥機に比べて故障しにくい
乾燥の速さ、仕上がりを重視するなら正直「乾太くん」一択なのではないかと思っています。
デメリット
- ガスの配管・排気ダクトが必要
- 電気式に比べると割高(9〜11万円程度)
- ガス代がかかる
- 置き場所が必要
マンションだと後付けできないのが難点。
戸建てを新築するのであれば、検討する価値は十分あります。
電気式の乾燥機を使う
電気式の乾燥機は、パナソニックかHITACHIが売れ筋なのだそう。
洗濯機の上に設置すると高くなりすぎる、
メリット
- 洗濯機一体型乾燥機に比べ、壊れにくい
- ガス式と比べて後で設置しやすい
- 手軽に購入しやすい価格(5万円〜)
- ふわっと乾く
洗浄力のある縦型と併用したい場合は、電気式の乾燥機も○
デメリット
- ガス式乾燥機に比べると時間がかかる2-3時間
- 置き場所が必要
- 洗濯機の上に設置すると手が届きにくく、地震などの際に危険
- 排水経路の確保が必要
- 頻繁に使うと発生した水蒸気が原因で天井にカビが生えやすくなる
電気式の乾燥機はお手軽に設置できる点がいいですよね。
我が家は電気式の衣類乾燥機も検討しましたが、洗面所のスペースや洗濯機の買い替えタイミングを考慮した結果、ドラム式洗濯機を購入することにしました!
家事動線で洗濯を時短に
洗濯ものを持って家の中をうろうろする時間が意外と長くて面倒だと感じられたことはないですか?
当たり前だと思っているその家事動線も、見直せば時短になるかもしれません。
ここでは、家事動線見直しのポイントをお伝えしていきますね。
衣類を乾かす場所は洗濯機の近くが理想
洗濯した衣類って、濡れて水を含んでいるので持ち運びは思いの外重いですよね。
衣類を乾かす場所を洗濯機の近くにしておくと、持ち運びも楽になり家事ストレスも減らせますよ。
・洗濯機の横に乾燥機を設置する
・洗濯機の近くの部屋で部屋干しする
・洗濯機の置いている場所からすぐ外に出れてそのまま外干しできる動線にする
乾いた衣類を仕分け・畳む場所は収納の近くで
乾燥させた衣類って、畳んで仕分けした後、収納場所まで持っていく作業って案外面倒に感じるもの。
収納の近くで仕分け・畳む作業をすると、そのまま移動させずに収納に直せるので楽ちんですよ。
洗濯物の収納場所は極力まとめる
洗濯した洋服類を一箇所にまとめて収納できると、衣類を収納する時の移動が減り、洗濯作業は一気に楽になります。
衣類専用のファミリークロークなどを設けておくとよいでしょう。
他の人に任せて洗濯を時短に
自分1人で抱え込むと洗濯も時間がかかりますよね。
人にお願いして、洗濯の時間を減らしてみましょう。
家族と分担して時短
洗濯物を干すのは妻、畳むのは夫、というように役割を分担しておくと、家族1人あたり家事時間を短くすることができますよ。
乾いた洗濯物を分類までするから、各自で畳んで収納する。
畳むところまでは担当するから、収納するのはそれぞれで。
といったように、家族のやることをできる範囲で分担するだけ。
ちょっとしたことかもしれませんが、「自分のことは自分でする」という自立心も養えますよ。
我が家では、畳むところまでが洗濯担当の役目。
収納するのはそれぞれ自分で、というスタイルです。
家事代行サービスにお願いする
家事代行は、必要なタイミングで気軽にお願いできる便利なサービス。
洗濯物をためておいて、週1回・週2回、家事代行サービスの方に洗濯物畳みをお願いするというのもありですよね。
「タスカジ」は他のサービスと比べても割安で、登録費・月額費用なども必要ありません。
お掃除や料理、シッターさんも依頼できるので登録しておいて損はありませんよ。
宅配クリーニングを利用する
宅配クリーニングのサービスも活用できると洗濯を楽になります。
マンション住まいだと、宅配ロッカーに預ければ洋服を宅配クリーニングに出せるという画期的なサービスもあります。
特に子育て中で外出が難しい時は、家にいながらクリーニングに出せるのは助かりますよね。
初回割引が適用されるタイミングで体験してみてくださいね。
ワイシャツ440円〜!クリーニングの宅配サービス「リネット」
洗濯代行サービスを利用する
おしゃれ着以外の日常の洋服や靴下など、毎日の洋服を水洗い・乾燥・手でたたんで届けてくれるサービスです。
Tシャツだと60枚相当を一気に洗ってもらえるくらいのボリューム感。
大量に洗濯物が出たタイミングや梅雨時など洗濯物が溜まりやすい時期にピンポイント利用もできます。
コインランドリーに行くよりも気軽に利用しやすいですね。
作業をやめて洗濯を時短に
外に干すのをやめる
外干ししないといけない、という思い込みから解放されると案外作業は減るかもしれません。
クロゼット近くの部屋で室内干しし、乾いた洋服をそのままクロゼットに収納できれば洗濯物を持って移動する時間を減らせますよね。
畳むのをやめる
洗濯物を畳むのをやめる、という時短技は多くの方が提唱されている方法です。
ハンガーのまま収納・カゴへそのままインする、の2パターンがあるので、上手く使い分けていただければと思います。
ハンガーのまま収納する
外干しや部屋干しで、ハンガーに掛けて洗濯物を干す場合は、クロゼット内にハンガーにかけたまま収納。
ハンガーのまま収納にすると、洗濯物を畳む手間が省けて時短になります。
畳んで収納するよりも衣類を収納する場所が必要になってくるため、ウォークインクロゼット・ファミリークロゼット・衣装部屋・コーナーを用意した方が良いでしょう。
畳まず収納ボックスへ
衣装を入れる収納ボックスを準備するだけ。
乾いた洗濯物を種類ごとに分けてまとめて収納ボックスに入れるだけ。
ハンガーを使わない乾燥機使いのお家に適した時短技です。
我が家も娘の洋服はと下着類はポイポイ収納。
サイズの大きい大人の服は絡まりやすいので畳んでいます。
収納するのをやめる
洗濯物の仮置きスペースを部屋や洗面所の一角にドーンと作り、その中から各自が必要なものを取っていく形もありだと思います。
少し探すのに時間がかかるのはネックかもしれませんが、乾いた洗濯物を仕分けする作業も減らせるのでかなり時短になりますよ。
アイロン掛けをやめる
アイロン掛けって面倒な家事の一つですよね。
なるべくアイロン掛けしなくて良い服を選ぶことで、我が家はアイロン掛けするのは年数回。
アイロン掛けしなくて良い生活はかなり快適です。
ノンアイロンのワイシャツを選ぶ
ノンアイロンのワイシャツを選べば、アイロンなしでもOK。
大体どのメーカーでもノンアイロンのワイシャツを扱っていますよ。
まだ試されたことのない方は一度お試しくださいね。
ハンカチはタオルハンカチにする
タオルハンカチにするとアイロン掛けは不要です。
大人用のタオルハンカチもおしゃれな柄がたくさんありますよ。
アイロンが必要な服を買わない・手放す
アイロン掛けが必要な洋服を思い切って手放すというもポイントです。
経験上、綿の薄手のシャツが一番シワになりやすいと思っています。
LG Styler を導入してみる
シワ伸ばしや臭い・花粉対策もできるLGスタイラーという商品はご存知ですか?
私も何度か試させてもらったことがあるのですが、洋服の臭いもとれでさっぱりとした気持ちで使えるんですよね。
場所とお金に余裕があるなら購入したいしたい家電の一つです。
寝押しを取り入れてみる
「寝押し」とは古くからあるアイロン掛けに変わる手法です。
布団の下に、スラックスやスカートを敷いてから寝て、自分の重みで洋服のしわをとり、折り目をつける方法です。
寝ている間に完了するので時短になりますよ。
洗濯物の量の減らす
バスタオルを洗うのをやめる
バスタオルをやめる、というのも多くの家事時短を実践されている方が提言されています。
そもそも、お風呂から出たあと、バスタオルの大きさのタオルで体を拭かなくても大丈夫な方はぜひバスタオルをやめ、フェイスタオル、スポーツタオルなどに変えてみてくださいね。
バスタオルをやめると洗濯物の量を減らすことができるので、洗濯で使う水・洗剤・電気・ガスなどの使用量が減り経済的にも◎。
乾燥機を使う場合は乾燥時間の短縮にもつながります。
バスタオルを半分に切っちゃうだけでも洗濯のボリュームは減らせますよ。
手拭きタオルをやめて手ぬぐいにする
ふわふわのパイル生地のタオルをやめて、手ぬぐいにするだけでも洗濯物のボリュームは減らせます。
手ぬぐいは乾きやすくて、保管場所も取らないので慣れれば扱いやすいですよ。
我が家はキッチンの手拭きを手ぬぐいにしています。
床に敷くマット類をやめる
洗うものを減らすという意味で、もし床に敷いているマットを敷かれているのであれば、マットそのものの数を減らすのも一つの手です。
洗う頻度は少ないものの、洗う場合はかさばるので、マット類を減らすと洗濯も快適になりますよ。
我が家のマットは洗面所の珪藻土マットのみです。
衣類を洗う頻度を減らす
汗をかきにくい冬場などは、自分が気にならなければパジャマの洗う頻度を抑えてみても良いかもしれません。
以下のアンケートを参考にしてみてくださいね。
下着類は毎日洗濯物に出すことが推奨されていますが、アウターなどは汚れていなければ2-3日の1回程度の洗濯でよいとされています。
毎回洗うと洗濯物が痛みやすいので、衣類のことを考えても頻繁に洗わなくても良いんじゃない?という視点を持ってみてよいかもしれません。
子どもと違い大人の洋服はそこまで汚れないので2-3回以上着用して週末にまとめて洗濯するのが我が家のルーティーンです。
その他の時短アイテム
さらに洗濯の時間を時短にするアイテムをまとめてみました。
そのまま洗えるランドリーバスケット
なんと、ランドリーバスケットをそのまま洗濯機に入れてしまおうという発想の画期的な商品です。
バスケットから服を取り出して洗濯ネットに入れる手間さえ省いてしまう優れもの。
靴下などの小物もまとめて入れておけるので、紛失リスクも減らせますよ。
ローラーピンチハンガー・引っ張り取り込みハンガーを導入する
引っ張るだけで洗濯物が取り込めるピンチハンガーがあることはご存知ですか?
まだ使っていないのであれば、是非お試しください。
一回引っ張るだけで、一気に洗濯物を外すことができますよ。
平干しネット
平干しネットは、セーターなどを平たく置いておく用などに使われるものですが、靴下や下着類を広げてまとめて乾かすのにも使えます。
ふたがついているケース式のものを選べば、風で飛ばされる心配もありません。
細々した洗濯物をピンチで固定するのが面倒だなと思われる方におすすめですよ。
衣類乾燥除湿機
室内干しのお供にあると心強い乾燥機。
除湿しながら、風を送って衣類を乾燥できるので、生乾き臭いなども気になりません。
梅雨の時期に活躍する家電です。
洗濯の時短まとめ
本記事では、洗濯を時短するためのアイデアやアイテムをご紹介してみました。
ご紹介した中で一つでも取り入れていただけそうなものがあればうれしいです。
毎日の洗濯が少しでも楽になり、他のことに使える時間の余裕が生まれますように。