こんにちは、ワーママMACOです。
突然ですが、みなさんの家の中にマットは何枚ありますか?
玄関、キッチン、トイレ、洗面所、お風呂など多いご家庭では5枚以上使われていることもあるのではないでしょうか。
私の実家もマットが至るところに敷かれており、マットがある生活が当たり前だと思い込んでいました。
引越しを機に、このマットは本当に必要なの?という視点でマットの数を減らしてみると、掃除の快適度やマットの洗濯から解放されることができました。
マットのメリット・デメリットも踏まえて、ご紹介していこうと思います。
我が家で使っているのはお風呂マットのみ
我が家では、マットの数を最小限まで減らしています。
どうしても無くせないと判断したのはお風呂マットです。
お風呂の中で体を拭いて出るとしても、足は濡れたままです。
洗面所がびしょびしょにならないためにもマットを置いておきたい考えました。
ただただ洗濯物の数を増やしたくない、という気持ちで珪藻土マットを購入し、同じものを5年以上使い続けています。
少しうす汚れてはきていますが、カビなどは発生していません。
メンテナンスは気が向いた時に天日干しする程度。
毎回使用後にマット洗濯する必要がないのでとても楽ちんです。
珪藻土マットのデメリットは以下の通りですね。
- 比較的値段が高め
- 持ち運ぶ時は割れないよう丁寧に扱わないといけない
- 自治体によっては回収してくれない場合がある(アスベスト問題があったため)
アスベストが含有していないメーカーの製品だったため、安心して使っています。
マットの数を減らして感じたメリット
お風呂マット以外の全てのマットをやめた結果感じられたメリットをご紹介します。
掃除が楽になった
まず、掃除が楽になりました。
マットを敷いておくと、マットと床の間を掃除するため、マットを移動させたり持ち上げたりしなければなりません。
お掃除ロボットを使う時は、薄すぎるマットや厚すぎるマット、毛足の長いマットなど相性が悪いものだと予め避けておく必要があります。
特に、クイックルワイパーやお掃除ロボットブラーバを使う時は、マットがない方がスムーズに掃除できました。
マットのカビやダニ、汚れを気にしなくて良くなった
マットに人の皮脂やフケ、食べかすが貯まりやすいです。
また敷く場所が高温多湿(20〜30℃、湿度60〜80%)の状態であれば、カビやダニが発生しやすくなります。
水回りはカビやダニの発生しやすい悪条件の環境ですよね。
使用する度に洗濯すれば、汚れも落ちて清潔さを保つことができますが、なかなか毎回洗濯することは難しいと思います。
数日〜一週間敷きっぱなしだと、その分汚れも蓄積していることになります。
床の汚れを防ぐためのマットを敷くことで、マット自体の汚れが気になりだすという矛盾は、マットをなくすことで解消できました。
洗濯物が減った
減らしたマットの分だけ洗濯物の数が減るので、洗濯も楽になります。
マットは、分厚くて嵩張るものが多く、洗濯するにしても洗濯機の中の場所をとりがちです。
汚れが気になるためマットのみ単体で洗濯することもあると思います。
毎週のローテーションの他、液体をこぼしてしまったといった想定外の汚れの度に洗濯が必要になってしまいます。
そして、想定外の汚れは子育て中に起こりがち。
マット洗濯にかける労力を別の部分に使うことができるようになります。
マットを使うメリット・デメリット
マットを使わないメリットはわかったけれど、そもそも何のためにマットを敷くの?
マットが無くなってしまうデメリットもあるんではないの?
という疑問点もあると思います。
本章では、マットを使用する意味について考えてみたいと思います。
玄関マットを敷くメリット
玄関マットが必要という意見です。
- 外から持ち込まれるホコリやチリを取ってくれる
- 玄関に座って靴を履くときにお尻が冷たくない
- インテリアとして玄関のアクセントになる
ホコリやチリ取りの機能について、土足のまま室内に入る欧米の生活とは違い、日本は靴を脱いでから室内に入るため、室内側より玄関扉前に設置する方が意味があるのではないかと思います。
キッチンマットを敷くメリット
オカ株式会社さんがキッチンマット有り無しの実験結果を分かりやすい表にまとめられていました。
キッチンマットを使うメリットをまとめてみます。
- 油汚れを床に広げないようにするため
- 床に落とした食器類が割れにくい
- 床が傷付きにくい
- キッチン作業時に足が冷えない
- インテリアとして部屋のアクセントになる
キッチンの一番のポイントは油汚れになるため、一番油の飛び散りやすい汚れやすいコンロ前だけにマットを敷くという対策も有効と思います。
それぞれのメリット・デメリットを考慮した上でマットの有り無しを判断したいですね。
トイレマットを敷くメリット
トイレマットを敷くメリットは以下の通りです。
- 床汚れが目立ちにくくなる
- 足元が暖かい
- インテリアとして空間のアクセントになる
床への飛び散り汚れはマットを敷いても敷かなくても気になるポイントです。
男性が立って用を足すことを想定した実験動画をみると、床だけでなく壁にも飛び散っていることがわかります。
男性が洋式便座に座って用を足すようにするだけで、床の汚れ自体は大きく減らすことができますね。
洗面所マットを敷くメリット
洗面台の前に敷くマットを洗面所マットとしています。
洗面所マットを敷く理由は
- 水滴から床を守るため
- 足元が冷えないようにするため
- インテリアとして空間のアクセントになる
などですね。
お風呂マットと兼用されるご家庭もあると思います。
お風呂マットを敷くメリット
お風呂マットを敷く理由は主に以下の2つに集約されます。
- お風呂で濡れた足を拭くため
- 洗面所の床を水滴から守るため
毎日水滴が多くつくので洗い替えの頻度が高くなりますよね。
「お風呂マットは必要」と思われている方も多いかもしれませんが、お風呂で体を拭きに使ったタオルをそのままバスマット代わりに敷いてお風呂の外へ出れば、マットは不要になりますよ。
我が家でも使用している珪藻土マットも使い勝手は良いですよ。
リビングや洋室にマットを敷くメリット
リビングや洋室にマットを敷くメリットは
- 足元が暖かくなる
- 床に傷がつきにくくなる
- 衝撃音対策として
- インテリアとして空間のアクセントになる
などがありますね。
子どもさんのいるご家庭だと、汚れてもよい洗いやすいマットを敷かれている方が多いだろうと思います。
まとめ
マット有り無しそれぞれメリット・デメリットがあると思います。
我が家はマットを使わないメリット>マットを使うメリット、となったためマットの数は最小限使うスタイルに落ち着きました。
マットなし生活に興味を持っていただいたみなさんには、無理のない範囲でお試しいただければと思います。