こんにちは。平日・休日ともほぼワンオペで家事育児を回しているワーママMACOです。
本記事を読まれている方は、子どもがちょうどイヤイヤ期に差し掛かったところだと思います。
「イヤ」という言葉で何も前に進まず、イライラされることも多いのではないでしょうか。
特に朝の時間は、子どもを起こす、子どもと親が身支度する、食事の準備、子どもと親がご飯を食べる、保育園へ送迎する、というミッションを詰め込まなければいけませんよね。
ここに「イヤイヤ」という子どもの反抗が加わると、必要な時間が倍以上に膨れ上がることもあります。
正直、私もイヤイヤ期には大きく精神をすり減らしました。
保育園のお洋服に着替えるよー
イヤ
この服にしよっか?
イヤ
じゃあこの服は?
イヤ
早く出かけなきゃいけない時間に「イヤ」を連発されると、どんどん時間がなくなって行きますよね。
時間がなくなり最終的に無理やり服を着せると、子どもが大号泣して余計に時間がかかってしまう、ということもままあります。
大切なのは子どもの気持ちに寄り添うことです。子どもの本音を聞き出すことで、お互いにストレスをためずに解決することができます。
イヤイヤ期を乗り切る方法をお伝えしますね。
子どもが何をイヤがっているのか観察し、聞いてみる
「イヤイヤ」という一言には、いろんな意味が含まれています。
- 別の服を着たい
- 自分で服が着たい
- まだ寝ていたい
- ご飯をもっと食べたい
- おもちゃで遊びたい
- 保育園へ行きたくない
などなど、「イヤ」の背景には色んな理由があるんです。
ただ、言語能力が未発達なため、自分で「イヤ」の理由を説明できないんですよね。
親が子どもをよく観察し、「○○がイヤなの?」と聞いてあげれば、子どもも「うん」「違う」という2択で回答できると思います。
「イヤ」の理由を見つけることが、着替えをスムーズに進めるためのポイントになります。
我が子が着替えをイヤがっていた理由
なぜ着替えをイヤがるのか、2歳の子どもの様子を観察したり本人に聞いたりした結果、大きく3つの理由が浮かび上がってきました。
イヤイヤの理由①自分で上手く着られない
2歳前後は「何でも自分でしたい」という気持ちが強い年齢です。
自分で!
という口ぐせも定着していた時期でした。
親が勝手に着せてしまう、着替えにもたついて思い通りに着替えられない、という思い通りにならなかったことに対してイライラし、「イヤイヤ」という言葉で伝えようとしていたようです。
イヤイヤの理由②デザインが好みでない
2歳にもなると、好みも徐々に出てきます。
本人の思いと異なる洋服を準備していると「イヤイヤ」言ってなかなか着ないことに繋がります。
イヤイヤの理由③着替え用の服が冷たいから
子どもに聞いてみてわかって目から鱗だったのが、着替え用の服が冷たいから、という理由でした。
特に冬場など寒い時期は、布団で暖まったパジャマから冷たい服に着替えるのがイヤで着替えを嫌がっていたみたいです。
秀吉がワラジを懐で温めていたエピソードを思い出しますよね。
朝の着替えをスムーズに乗り切る方法
子どもが着やすい服・着たい服を用意しておく
まずは、子どもの1人で着たい、好きな服を着たい、という気持ちにこたえられる洋服を用意しましょう。
ボタンのない服、ゆったりめの服であれば子どもも1人で着用しやすいです。
イヤイヤ期に差し掛かる 2歳ころはキャラクターの服など、アンパンマンが好き、ドラえもんが好き、トーマスが好き、など好みが出てくる年齢でもあります。
好きなデザインの洋服があれば、着替えもポジティブに捉えて嫌がる頻度も減らせます。
我が子も大好きなディズニーのキャラクターが入った服や、ポケットのついたズボンを好んできていました。
ディズニーキャラクターが好きになったのは保育園の友達の影響で、ポケットのついたズボンはポケットに拾ったどんぐりを入れるのが楽しかったからのようです。
無地でシンプルな服をおしゃれに着こなして着こなしてほしい、という親としての思いもあったりはしますが、朝を乗り切るためには子どものこだわりに合わせる方が吉です。
周りから「かっこいいね」「かわいいね」と褒められた洋服も、お気に入りになっていましたよ。
着る服を子どもに選ばせる
子どもが着やすい服・着たい服を準備していても、その日によって気分は変わるため、どの洋服を着ていくかは子どもに聞いてみましょう。
自分で選んだ服だという納得感があれば、自発的に服を着ようという気分になりやすいです。
たくさんの服の中から選ぶのは難しいと思います。
慣れないうちは、2〜3着を親がセレクトした中から子どもに着たい服を選ばせる方法がおすすめです。
子どもが悩んでいる時は
○○の柄がとてもかっこいいね
この服はフリルがついていておしゃれだね
などとポジティブな声かけでそれとなく誘導してみてください。
注意点は一つ
「どんな組み合わせを選んでも、親は口出ししない」こと。
上下が柄柄のセットになったり、上下が派手な色の組み合わせになったりすることもあり、口出ししたくなることもありますよね。
しかし、口出しすれば子どもが着たい服が着れないことに腹を立ててイヤイヤを言い出し、着替えが止まってしまっては元も子もありません。
忙しい朝におしゃれを求めるはあきらめましょう。
とにかく待つ
待つ、ということもポイントです。
子どもが服を選ぶとき、服を着るとき、くつをはくとき、はじっと見守りましょう。
自分一人でできなくて親に手伝ってほしいそぶりを見せるときだけ手伝うようにしましょう。
自分でやりたい気持ちを尊重するためには、待つ時間が必要です。
むやみに親が手出しすると「イヤー!!」と言って、手がつけられなくなることも想定されますので、できれば時間に余裕を持ったスケジュールで考えたいところです。
ママ・パパの服を先に選んでもらう
「ママ(パパ)がどっちのお洋服を着ようか悩んでいるんだけれど、どっちがいいかな?」と聞いてみると、気持ちが切り替わって上手くいくこともあります。
お洋服着替えをゲームにする
ママも今から準備するよ!どっちが先に着替えられるか競争だよ。
というようにゲーム性を持たせると、急にやる気を見せて着替え出すと思います。
自分でお洋服を着られる場合に有効な方法です。
自力で着替えられない時でも、パパが着替えをアシストするなど「できない」にフォーカスされないような工夫ができればOKです。
メルヘンな声掛けをする
「背中に羽が生えてきたか見せて」「お尻にしっぽは生えているかな?」などと、メルヘンな声掛けをすると子どもも面白がって、親の方へ近づいてきてくれます。
近づいた隙に服を脱がせ、着替えを終わらせます。
これは先輩ママさんに教えてもらった方法です。
3歳児に試してみると、羽がしっぽが生えるわけないとわかりつつも、ニヤニヤしながら着替えさせてくれました。
ただし、「もっと他にも面白いことを言って!」などと要求がエスカレートすることもあるので、ここぞという時に取っておきましょう。
パジャマのまま登園する
どうしても着替えたくない、と駄々をこねる場合は、パジャマのまま登園もやむなしです。
保育園に登園すると「○○ちゃん、今日はパジャマできたの?汚れてもいい服に着替えようね〜」などと保育士さんが声をかけてくれると思います。
保育士さんのアシストを利用して、保育園で一気に着替えさせましょう。
何がなんでも着替えたくないという強者もいるようで、、パジャマで過ごしている子も中にはいました。
イヤイヤ期が大変だということはみな理解しているので、保育士さんにも広い心で受け入れてもらえますよ。
園に行く服装で寝る
着替えに時間を取られなくなる最強の方法です。
「着替え用の服が冷たいのが嫌だ」という理由がわかってから、子どもが保育園へきていく服を暖房器具で温めて対応していました。
温めたにも関わらず「この服は着たくない〜」と直前で意見がひっくり変えることもしばしば。
途中から、寝るタイミングで次の日の服を着せる作戦に移行しました。
たったこれだけで、洋服を着替えさせるという一仕事から解放されて、かなり朝の準備がスムーズになりました。
何を試しても上手くいかない、という方は是非お試しください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は子どもの自主性を尊重する方法から、どうにもいかない場合の必殺技までまとめてみました。
お着替えをスムーズに終わらせるには、子どもの様子を観察し何がイヤなのかをきちんと把握することがポイントです。
朝からイヤイヤでなかなか思う通りにいかないことも多いと思いますが、ポジティブな声掛けや仕組みづくりで乗り切ってください。
働くママ・働くパパの朝の支度が少しでも楽になるよう願っています。