こんにちは。ワーママMACOです。
はじめての出産は思っていたのと違い、正直戸惑いばかり。
もっと感動的なものかと思っていましたが、実際は全然違いました。
わたしの経験がどなたかの参考になればと思い、リアルな出産体験談としてブログにまとめることにしました。
出産直前〜出産に至るまでは、「その1」をご覧下さい↓
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出産直後、血が止まらない
カンガルーケアが終わって2時間ほどは、分娩室で安静に過ごす。
助産師さんが、多分血まみれになっていたのであろう身体を綺麗に拭いていってくれる。
あとで知ったのだが、出産時刻は11時59分。
どさくさに紛れて1分くらい鯖読んでくれても良かったのになぁ。。
陣痛室に戻り、一旦待機。
起き上がることもままならない。
出された病院食は起き上がらないと食べられないので、代わりに買ってきてもらったウィダーインゼリーを一気に飲み干す。
そして、わたしのために準備された病院食は夫のお腹の中へ。
出血多量のため、しばらく陣痛室での待機を言い渡される。
出血が少量になるまでの間、助産師さんが、何度も産褥パッドを替えてくれる。
人生でこんなに世話されることって多分自分が赤ちゃんのとき以来だと思う。
将来介護されるときもこんな気分なんだろうな〜
汚いお下の世話も含め、全てを嫌な顔せずにありのままの状態で受け入れてお世話してくれた助産師さん。
本当に有難い、の一言につきる。
フィーリングで命名
わたしがお世話されてる間に、身体を洗って服と帽子を着せてもらった赤ちゃんがベビーベッドに乗せられてやってくる。
身体の自由がきく相方が先に抱っこする。
ずるい!私もまだちゃんと抱っこしてないのに!
と思いながら、頭の中は意外と冷静で、
早く名前を決めねばなぁ。。。などと考えている。
4月の保育園入園に間に合わせるために、名前決定→出生届→保育園の申請の手続きを正月明けまでに完遂せねば。
事前に考えていた名前の候補の中で、可愛い系はちょっと違う気がして(名前負けしたらかわいそうなので)、一つに絞る。
相方の了承を得てその場で速攻決定。
事前に候補を絞っていたので、案外スムーズでした。
生まれてすぐに名付けできるよう、出産までに、以下の方法で名前を絞っていました。
- 苗字と組み合わせた時の響き(ハ行は○、母音がアの方が良いなど)
- 知り合いの名前と被らないこと(大事ですよね)
- 呼びやすさ、漢字の読みやすさ
- 男の子でも女の子でも対応できそうな名前
- 姓名診断で画数が凶でないこと
- 漢字の意味がしっくりくるものに絞り込み
色んな人から名前はどうやって決めたの?と聞かれるけれど、相当な数から消去法で決めた、というのが近いです。
親族のお祝い
なかなか出血量が減らないので、しばらく陣痛室待機となる。
わたしの両親は先に帰り、夫が引き続き付き添ってくれることに。
夕方頃にやっと落ち着き、病室へ移動できることになった。
両親の家に親戚が集合したようで、誕生日ケーキを前にした親族の集合写真が送られてきた。
当人がいない中でも盛り上がることができる、全くおめでたい人たちである。
後で知った話だが、両親からのメールと電話に、わたしも夫もしばらく気付かなかったので、相当心配されたようだった。
タイミング悪く、ドラマで出産後の妊婦の出血が止まらず心肺が停止したという回を見た直後だったらしい。
そんなこんなもあり、一日がかりでひと仕事終えたのでした。
入院1日目、無事終了
若干身体を起こすことができるようになったので、病室で出された晩ごはんを食べる。
夫は、動けない私の代わりに身の回りを整えてくれ、そのまま帰宅。
お互いに不眠不休でよく頑張ったと思う。
赤ちゃんは赤ちゃん専用の部屋に戻り、わたしは4人部屋で夜を迎えることに。
4人部屋だけれど、みなカーテンを閉め切ったまま。
顔を合わせることもなかったので、実質一人でいるに等しい。
もっと和気あいあいとした病室を想像していただけに、これは拍子抜けでした
一人になるもなかなか寝付けない。
徹夜明けのランナーズハイ状態。
よく徹夜していた大学生の頃を思い出す。
急に、仕事を休んで立会ってくれ、ほぼ一日中ほとんど寝ずにずっと隣で支えてくれた相方への感謝の気持ちが溢れてきて、涙がぽろぽろこぼれ落ちた。
出産という出来事を通して、相方の優しさに感動した私は少数派かもしれない。
産後のホルモンによる情緒不安定で涙が止まらない。
助産師さんに泣いている姿を見られてちょっと恥ずかしかった。
夜の間には何度か、助産師さんが生まれたばかりの赤ちゃんを連れてきてくれて授乳。
吸うというよりは、ただごろんと横になっておっぱいをペロペロ舐めた程度。
初乳は栄養満点なのだそう。
徹夜でのお産で心身ともに疲労困憊だったが、後になって振り返ると、この日の晩が一番楽だったように思います
〜続く