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【口コミ】ヤマハ音楽教室幼児科は月謝が高い?通わせるメリット・デメリット

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こんにちは。
子どもをヤマハ音楽教室の幼児科に通わせて2年目のワーママMACOです。

MACO自身も、4歳〜12歳まで個人のピアノ教室に通っていた経験があります。

ヤマハ音楽教室 幼児科のリアルな口コミについてまとめてみましたので、検討中の方の参考としていただければうれしいです。

目次

ヤマハ音楽教室幼児科 と ピアノ教室の月謝比較

まず、月謝についてですが、ヤマハ音楽教室の幼児科のお月謝は月額7,150円(税込)。

但し、施設費が別で1,500円ほどかかってきます。実質8,500円程度かかると思っておいた方がいいでしょう。

一般的なピアノ教室の月謝(4,000円〜6,000円程度)の1.5〜2倍はすると思ってください。

その他、入会金が5,500円教材費が年間13,420円〜、発表会費用が毎年10,000円程度、かかります。

我が家が通うヤマハの場合、入会した初年度は年間133,520円の出費でした。
・平均すると1月あたり約11,000円
年間42回のレッスン回数で割ると、1回当たり約3,000円の計算です。

ヤマハの正直他の習いごとと比較しても断トツで高いです。。

ちなみに他の大手2社の音楽も同程度の価格設定。

市販の教科書を使って自宅でレッスンされているピアノ教室と違い、事務の人件費・施設の維持管理費・カリキュラムの著作権などもあり、割高になるのだと考えられます。

【大手子ども向け音楽教室の月謝比較】2024.4現在

スクロールできます
ヤマハ音楽教室カワイ音楽教室島村楽器 ピアノコース
4-5歳児クラス7,150円+施設管理費
(グループ・60分)
7,020円+運営管理費
(個人・30分)
8,800円+施設管理費(グループKid’sリトミック)
9,350円+施設管理費(個人・30分)
小学生7,020円+運営管理費
(個人・30分)
9,350円+施設管理費(個人・30分)

確かに高いですよね。

子どもを通わせるかどうかは、この金額を払えるのか・この金額に見合う価値があるのかといったご判断によるところだと思います。

子どもがそこまでハマらなかった場合はかけたお金がもったいないのですよね。
我が家の習いごとの方針は、ダラダラと続けない・1年単位で本当に続けるのかを確認する、と決めています。

以下に、個人教室と比べた場合のメリット・デメリットをまとめていますので、検討されている方は参考にしてみてくださいね。

ヤマハ音楽教室 幼児科に通うメリット

ヤマハ音楽教室、月謝は高いのですが、その分内容も充実していると感じています。

幼児科に通うメリット。

カリキュラムが良い

さすが、長年多くの生徒さんが通っていることもあり、カリキュラムはとても緻密に計算されています。

聞く→歌う→弾く→読む

と言う順序進めるのがヤマハ流のレッスン。

耳をまず育てて、その後に指を動かすんですよね。

レッスンの流れはこちらの動画で確認できます↓

クオリティの高い本物の音楽に触れることができる

幼児科の楽曲には全てプロによる伴奏の音源が付いています。

家で練習曲の音源で流すだけで心地いいんですよね。

年長娘も、この音楽はきれいな音だね〜、と聞いていますし、
音楽好きなバーバも楽曲のクオリティの高さに驚いていました。

音源を聞けば、全く子どもに媚びていないな、ということがよくわかります。

そして、その伴奏を従えて、「ドレミ」を練習します。

目を瞑って聞くと、まだエレクトーンを習い立てての子どもがオーケストラの伴奏を従えて演奏しているかのような錯覚に陥ります。

大人が練習しても楽しめるので不思議です。

難しい曲を弾けなくても、伴奏に合わせて手を動かすだけで、とても素敵な曲の世界観に入っていけるんですよね。
大人でも、有名プロのオーケストラ伴奏のもと演奏できればうれしいですよね。

レッスンや練習が飽きにくい構成

レッスンはとても細切れ、3分〜5分単位で、歌ったり右手練習・左手練習・両手演奏・リズム遊び、といったように目まぐるしく切り替わります。

集中力が短い幼児の時期でも、途中でだれることなく取り組めるような構成でレッスンが組み立てられているんですよね。

宿題に関して、個人のレッスンでは2-3曲程度が毎回課題になっていて終われば次の課題曲に取り組むことが一般的だと思うのですが、そんなことはありません。

宿題になる練習曲は4-5曲が同時並行。

レッスンで弾いただけで宿題なし→右手→左手→両手ゆっくり→両手で音源に合わせる→両手最終仕上げといった感じで少しずつ難易度を上げて、じっくりと取り組み、満を辞して曲を仕上げて終わり、という進め方です。

レッスンも練習もスモールステップで変化をつけながら少しずつ進んでいきます。

曲のアレンジ力が身に付く

1年目の後半から、和音の伴奏が始まります。

1年目の最後くらいから同じ曲を転調する練習も始まりました。

和音や転調って将来別の楽器を演奏したとしても役立つような、基本的な音楽の考え方だと思うんですよね。

娘は、曲にオリジナルの伴奏をつけたり、勝手に転調したりして遊んでいます。
同じ練習曲でも、違うパターンで何度も味わえるので、飽きにくいといえます。娘にとっては遊びの延長になっているみたい。

親子の触れ合いを楽しめる

幼児教室は親の参加が必須です。

兄弟がいるお子さん、平日は仕事で忙しい親など、普段から一対一で向き合うことの少ない親子にとっては貴重な触れ合いの場になります。

親子の関わりは以下のような感じです。

  • 曲が弾けたら拍手やハグ・よしよしして褒める
  • 親子が向かい合って手遊びする楽曲多数(毎レッスン1曲程度)
  • 一緒に歌う・手を叩いてリズムをとる
  • 親子で一緒にエレクトーンを弾くことも(1年に数回程度)

ヤマハでは、とにかく一つ一つの動作や練習が終わるごとに毎回子どものことを褒めます。

おうちで一緒に過ごしていると、目を見て「頑張ったね」、「できたね」、「やったね」と言う機会ってそんなに多くないと思うんですよね。

ヤマハ幼児教室ではこれでもかというほど褒めます。笑
3分に1回以上は褒めているんじゃないかなと思うほど。
音楽を介して親子が向き合える貴重な時間だと思いますよ。

大人も一緒に音楽の基本を学べる

幼少期にピアノを習っていなかった親御さんであれば、子どもと一緒にレッスンを受けられるといったメリットがあります。

鍵盤の弾き方や和音の練習など、初心者レベルで一緒に学べると思えばお得ですよね。

友達ができるかも

グループレッスンは6組程度の生徒数のことが多いです。

ちょうど友達と遊びたい年頃の4-5歳の子どもたち同士ですので仲良くなりやすいです。

ただ、グループレッスンの間は子ども同士の関わりは少なく、親子の関わりが多いため、

レッスン後に一緒に公園に行くことで仲良くなっているご家庭が多い印象。

残念ながら11〜12時の回に通っていた我が家は、終わってからレッスンメンバーと一緒に公園で遊ぶことはほぼなく、顔見知り程度の間柄でした。

ヤマハ音楽教室 幼児科に通うデメリット

月謝が高い

先で記載したように、グループレッスンかつ1回当たり約3,000円と月謝が高い点が最大のデメリット。

カリキュラムはとてもいいのですが、月謝が高いという理由でヤマハに子どもを通わせない選択をしている親御さんはたくさんいると思います。

無理なく払えるご家庭であれば、是非幼児科クラスを体験されてみてくださいね。

また、だらだらと続けず、期間を区切ってレッスンに通う方針もありだと思いますよ。
正直2年間だけ通ったあとにリーズナブルな個人の先生を見つけてぬるっと続ける作戦も考えています。

先生と相性が合わないこともある

どの習いごとでも、どのピアノ教室でもあることですが、いくらカリキュラムが良くても先生との相性が合わないとしんどいですよね。

複数人の先生が所属されているケースは、体験レッスンなどで先生を選べますよ。

進度が自分に合っていない時がある

ヤマハ音楽教室の幼児科は、原則グループレッスンのため、進度が合わないことがあります。

我が家は、練習をサボっていた時期は周りの演奏に付いていけず楽しくなさそうな時期と、練習曲が簡単すぎて違う曲を勝手に練習している時期の両方を経験しています。

ついていけない場合は、頑張って練習の時間をつくるしかないです・・・

練習曲が簡単すぎるという場合は、先取りでレッスン曲を練習するのではなく、全く別の曲を練習しましょうと言われます。

同じ課題曲の練習でも、転調したり、弾くスピードを変えたり、和音を崩したりなどなど、工夫次第で飽きないようにもできますよ。

集団行動が苦手な子どもには不向き

集団でのレッスンに対応できる子どももいれば、集団で行動することが苦手な子どももいますよね。

体験レッスンに行ってみて、もっとマイペースに練習したいと思われる方は、個人レッスンのピアノ教室を選ばれているみたいです。

親の付き添いが必須

子どもが習いごとに通っている間に自分の自由時間をつくりたいと思われている親御さんには、幼児クラスは不向きな習いごとだといえます。

習いごとの付き添いってママのイメージが強いかもしれませんが、パパが参加されている割合も結構高いですよ。

わたしたちの通っているクラスでは約半数がパパの付き添いです。

毎日の練習は必要

幼児科1年目の半年間はそこまで難しくないので、毎日練習しなくてもなんとかなったのですが、半年立って両手の練習が始まったくらいから毎日の練習は必要になってきます。

先生は、弾かなくても歌だけは毎日歌ってくださいね〜、と言っていたので、やる気のない日も歌だけは歌うようしていたのですが、半年くらいから歌だけでは太刀打ちできなくなってきました。

毎日でなくても、2日に1回、3日に1回などは練習しておいた方がいいです。1回弾くだけでも全然違います。
我が家の練習時間は、10分・15分程度です。

レッスン前日だけ練習するパターンだとレッスンのペースについていけなくなったので。

楽譜を読む力がつきにくい

ヤマハでは、歌ってから弾けるようになることを推奨しています。

子どもたちは実は楽譜を見ず覚えて鍵盤を弾いているんですよね。

譜読みもレッスン中に練習しますが、あまり重視されていないため、楽譜を読むようしたいのであれば家で別で譜読み練習するなどしておいた方がいいでしょう。

辞めづらい・あの手この手で辞めさせてくれない

ヤマハって辞めにくいような設計になっているんですよね。

始めるのは簡単・でも辞めにくいと思っておいてください。

辞めづらいと感じる理由は以下の通りです。

2月の発表会で上のコースの子どもたちの演奏を聞く機会があり、わたしもこんな風に弾きたい!と上級生に憧れモチベーションが上がる設定になっている。

発表会に参加した娘も、一年先に習う曲を聞いてもう一年続けたいといい始めました。ヤマハを続けてほしいと思っている親御さんにとってはいいシステムだと思います。

発表会に向けての合同練習が前年の11月頃から始まります。幼児科グループ内で楽器を割り振った合奏の練習も始まるので、途中で抜けにくくなります。

我が家も発表会までは頑張って続けよう、と娘に声をかけていました。
辞めるなら、春〜夏頃がおすすめです。

半年に一回、テキストの販売があります。5月〜、11月〜、が新しいテキストを使い始める時期なのですが、テキストを購入する1月〜3月、7月〜9月に購入締め切りが設定されます。買ってしまうとより辞めづらくシステムだなと思っています。

辞めるならテキスト購入前のタイミングにしたいところですよね。

辞めようかと思った時は強烈な引き留めに合います。先生に相談すると、こうすればいいかもしれないと提案されてより辞めづらくなることも。

辞める話が出た時は、先生にあの手この手でもう少し続けるようにとの説得がありました。先生も生徒が辞めるとお給料が減ってしまうので死活問題ですから仕方ないとは思いますが。

6月以降に入会すると、個人レッスンから始まる

幼児科のグループレッスンの募集は4月中。

5月入会はギリギリかもしれませんが、6月以降に入会した場合は、グループレッスンの進度に合うまで個人レッスンのコースに入る必要が出てきます。

半年遅れで幼児科に入会されたお子さんは、半年間個人レッスン・2年目からグループレッスンに参加することになったそうです。

悩むくらいなら、無料体験に参加してみるべし

デメリットももちろんありますが、それを上回るメリットがあるのも事実です。

悩まれるくらいなら、無料体験に参加されてみてくださいね↓

先生との相性はとても大事ですので、子どもが楽しんでいるか、付き添いの親が楽しいかも合わせて検討材料にしてもらえればと思います。

入会後、エレクトーンやピアノ販売の営業を受けたら・・・

ヤマハは良くも悪くも商売っ気のあるビジネススタイル。

入会後は、恐らく必ずと言っていいほどエレクトーンやピアノの販売の営業を受けると思われます。

新品のエレクトーン・ピアノは高いので、ちょっと買えないと話すと、中古品やレンタル品も紹介されることになるので押しに弱い人は注意しておきましょう。

正直、幼児科クラスは高価なエレクトーンやピアノがなくても十分なレベルなので、楽曲の難易度が上がってからの購入で十分だと思っています。
最初の半年くらいは、鍵盤ハーモニカやアンパンマンのキーボードでも練習可能ですよ。

我が家は1年目の後半で電子キーボードに切り替えました。
カシオは、音の種類がたくさんあるのでおすすめ。
音当てクイズに使うなど、完全に子どものおもちゃと化しています。笑

エレクトーン・ピアノほど場所を取らず、安く、持ち運びできる電子キーボードは使い勝手がいいですよ。

メリット・デメリット両方ありますが、我が家はヤマハのおかげで子どもと過ごす時間が楽しくなったので入ってよかったなと感じています。

確かにお月謝は高めですが、共働きのため子どもと一緒に楽しい気持ちで過ごせることは何にも変え難いと思っています。

本記事でヤマハ幼児科コースにご興味を持たれましたら、近くのヤマハの教室に体験に行ってみていただけるとうれしいです。

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