クリスマスになると直面するサンタクロースの正体をいつバラすのか?問題。
お子さんのいるご家庭では、いつか「サンタクロースはいるの?」と聞かれたらどう答えよう、と悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では、サンタクロースの正体を疑われた時の対応方法をまとめてみました。
サンタクロースの正体を疑い出す子どもの年齢は?
子どもたちがサンタクロースの正体を疑う年齢は、小学校低学年(6歳〜9歳頃)が多いようです。
小学校1年生でもほとんど信じていて、それが小学校3年生になると急に信じる子どもが減っていくという結果が出ています。
三重大学教育学部 富田翔平准教授「サンタクロースからわかる子どもの想像力・ファンタジーの発達」より
この年ごろの年齢の子どもたちは、論理的に物事を考えられるようになってきているためと言われています。
わたしも小学校2年生頃にはサンタクロースは親だと確信していましたね。
サンタクロースは本当にいるの?と聞かれたら・・・
サンタクロースは本当にいるよ、と答えてもウソになりません
「サンタクロースは本当にいるよ」と答えても大丈夫です。
なぜなら、実際にグリーンランド国際サンタクロース協会が認定する公認サンタクロースが、世界各地に約120人いるからです。
サンタクロースに相応しい条件にクリアし、試験にも合格した、選ばれし人物が公認のサンタクロースを名乗ることができるんです。
公認のサンタクロースは、北欧のデンマーク・スウェーデン・ノルウェー、ヨーロッパ、北米などに散らばっており、年に一回デンマークで開かれる「世界サンタクロース会議」に参加しています。
クリスマスシーズンには、福祉施設や小児病棟を訪問を訪問する完全ボランティアなのだそう。
また、フィンランドには、2010年に正式にサンタクロースの故郷として認定された「サンタクロース村」も存在します。
「サンタクロース村」には、サンタクロースの家や、世界中の子どもたちから届く手紙を受け付ける「サンタクロース郵便局」などの施設があります。
本物のサンタクロースにも会えるとフィンランドでも人気の観光地の一つです。
サンタクロースに手紙を書くと返信が届きます
ご存知の方も多いかもしれませんが、サンタクロース宛に手紙を出すと返信が返ってくるサービスが世界各地にあります。
カナダ「Canada Post」 、フィンランド・旧ラップランド州公認「サンタクロース大使館」、 フィンランド「サンタクロースからの手紙」などが有名です。
カナダのサンタさんは良心的で、返信用切手は不要の、完全無料サービスの手紙です。
カナダのサンタさんの住所
SANTA CLAUS
NORTH POLE H0H 0H0
CANADA
Canada Post
毎年届く手紙はなんと160万通とのこと。
受付は12月の月初に締め切られるので、10月〜11月には出した方が良いと思います。
その他のサンタクロースからの英語・日本語のお手紙サービスは、以下のHPがよくまとまっていてわかりやすいですよ。
絵本「34丁目の奇跡」を一緒に読んでみる
絵本の内容は、アメリカが舞台。
原作の映画を絵本としたものです。
自称サンタクロースを名乗るおじいさんクリスが主人公です。
クリスが自分がサンタだと言い張るため、クリスが本当のサンタクロースかを巡って裁判沙汰にまで発展する、というストーリーです。
クリスは、目に見えないことを想像することの大切さが本書の中で語ります。
サンタさんがいるかいないかについて、自分が信じることが一番だよ、というメッセージを伝えてくれます。
サンタクロースは存在するのか、という問いに対する理想的な回答だと思いませんか?
少し内容が難しめなので、小学校高学年程度が目安かなと思っています。
「サンタさんは本当にいるの?」という子どもたちの純粋な質問へ答えに窮する方へは、是非絵本「34丁目の奇跡」の読み聞かせをおすすめしたいです。