こんにちは。ワーママMACOです。
本記事では、実体験をもとに、出産前に知っておきたかったことをまとめてみました。
実際の赤ちゃんとの生活については、「なるようになるさ〜」という楽観的に捉えている方も多いのではないでしょうか。
出産準備って、赤ちゃんの洋服やどんなベビー用品が必要か、入院中にどんなアイテムが必要かといった情報はネット上にもたくさんあり、あれもこれもとアイテムは事前に揃えられるんですが、
育児について知っておいた方が良いことって病院や地域の両親学級などでサラッと習うだけなんですよね。
わたしも、病院主催の両親学級くらいでしか情報を得ていませんでした。
両親学級で教えてもらったことも「ふーんそんな感じなのか、まぁこなせるでしょ」と気楽に構えていました。
事前にたまたま産院で川上美映子さんの本を読んだことで、出産に対する心構えが甘かったことを痛感。
本記事では、オンラインで無料で見られる両親学級の一覧と、出産後に後悔しないようこれから出産を控えられている方に知っておいてほしい内容についてまとめています。
両親学級に参加できていない方、参加したけれどまだ不安な方の参考になればうれしいです。
オンラインの両親学級 一覧
両親学級に参加できなかった方は、オンラインでも無料で両親学級の内容が受講できますよ。
全てが同じ内容ではないので、気になる部分をピックアップして見てみてくださいね。
シオリーヌ オンライン両親学級
総合病院で助産師として勤められた後、性教育に力を入れられているシオリーヌさんによるオンライン両親学級です。
妊娠初期から、産後のことまで計12話までまとめられています。
気になる部分だけでも見ておくと安心になりますよ。
ママカラ 赤ちゃん学級
助産師歴20年のベテラン助産師さんと一緒に運営されている両親学級の動画チャンネルで、計26話の動画です。
授乳の仕方など模型を使われていてとてもリアルで、コツがよくわかります。
東京助産師協会 オンライン母親学級
東京助産師協会では、計5話の動画が登録されています。
知りたい内容だけピックアップしてご覧いただければと思います。
両親学級では教えてもらえないかも?!出産前に知っておきたかった心構え
ママの精神的な変化
出産後は、ホルモンバランスの急激な変化で情緒が不安定になりやすい時期。
10人に1人以上のママが産後うつにかかっているともいわれています。
産後は精神が不安定になることは、ママだけでなくパートナーであるパパもしっかり認識しておきたい内容です。
産後うつがどんな状況になる可能性があるのか、書籍や漫画などで事前に予習しておくとよいでしょう。
うつと診断されなかったわたしでも、産後はランナーズハイのようにテンションが急に上がったり、プレッシャーに押しつぶされて急に泣き出したり、イライラして家族と喧嘩したり、ジェットコースターのように感情が揺れ動きました。
本当に、びっくりするくらい普段以上に情緒不安定になります。
産後大丈夫そうな顔をしている産婦さんは気を張っているだけかもしれません。
周りの精神的支えが必要なことは覚えておいて下さいね。
赤ちゃんのお世話で寝不足になることも原因の一つといえます。
ママがしっかり睡眠時間を確保できるよう、パートナーのサポートがあれば少しは楽になるといえます。
ママの体調の変化
ママにもパパにも知って置いてもらいたいことの一つに、産後のママの体調変化が挙げられます。
「出産は交通事故で重症を負ったのと同じくらい身体にダメージがある」
これだけ覚えておいていただければ良いです。
産婦であるママが「交通事故負傷者として入院し、退院している」と思えば、周りの家族はどんなサポートが必要か想像しやすくなると思います。
また、ママも「自分は重症人だから無理してはいけない」と思えるはず。
会陰切開でお尻が痛くて歩きづらい、帝王切開の手術後がお腹が痛い、なども物理的な痛みが伴う中で赤ちゃんのお世話をしなければなりません。
少なくとも産後1ヶ月は安静にできる環境を整えておきましょう。
新生児の子育てスケジュール
新生児の間は、昼夜問わず、2-3時間おきに授乳・おむつ替えしなければなりません。
また、起きてしまった赤ちゃんを抱っこして寝かしつける必要もあります。
言葉にすると簡単そうに聞こえますが、実際一連の動作で「1時間弱」くらいはかかります。(以下、例です)
- 授乳・・・20分
- 授乳後のゲップ対応・・・5分
- オムツ変え・・・5分
- 吐き戻しによる着替え・・・5分
- 寝かしつけの抱っこ・・・15分
この一連の流れが、2-3時間おきに繰り返されるんですよね。
睡眠不足になりやすいのもこの時期。
新生児のお世話は、ひたすら単純作業の繰り返しです。
思っているより寝付かないことも、泣き止まないことも、ミルクを飲まないことも、ウンチが立て続けに出ることだってあります。
この合間に家事をしたり散歩したり、入浴したり、来客対応したりしなければなりません。
親の睡眠時間も確保しつつ、赤ちゃんのペースに合わせて生活リズムを作ることが新生児時期のポイントです。
両親教室では教わらなかった新生児子育ての注意点
両親教室で教わらなかった、教わったけれど思っていたものと違った、という項目を中心にまとめてみました。
最低限必要と思われるもののみ厳選しています。
産前産後は気に掛けないといけない内容が多いので、両親教室では全て網羅できないのかもしれません。
授乳後にゲップさせること
赤ちゃんは授乳時に空気も一緒に飲んでいるため、ミルクを飲んでしばらくすると吐き戻してしまいます。
吐き戻したミルクを喉に詰まらせてしまうこともあるので、必ずゲップをさせてから寝かしつけるようにしましょう。
わたしの行った両親教室では、赤ちゃんが授乳後吐き戻すことやゲップの仕方は特に教えてもらえず、産後の助産師さんの指導で知りました。
赤ちゃんはミルクを吐くものだと思って接しておけば、親も変に心配しすぎなくてすみますよ。
ゲップのさせ方は、YouTubeの動画が参考になります。
ただ、赤ちゃんも人間ですので、どんなに頑張ってもうまくゲップが出ないこともあります。
ゲップが出なかった時は、横向きに寝かせることで吐き戻し対応しておきましょう。
横向き寝で気をつけた方が良い点は以下の記事を参考にしてみて下さいね。
授乳量の目安
新生児の母乳は、飲みたいだけ飲ませれば大丈夫〜という助産師さんに当たってしまい、産後すぐはとても混乱しました。
だいたい平均して1回あたりの母乳量目安は、
「生後日数×10ml(+10ml)」とされています。
3時間ごとの授乳の場合、生後1日目は10ml、2日目は20ml、…7日目は70ml、8日目からしばらくは80mlが目安です。
- 生後1週間目まで …10ml~80ml
- 生後1ヶ月 …100ml~120ml
- 生後2ヶ月〜3ヶ月…120ml〜160ml
- 生後4ヶ月以降 …200ml
- 1歳前後 …200ml~300ml
母乳を飲んだ量なんてどうやって計るの?と思ったら、授乳前後で秤に乗せて何グラム増えたかで判断するんだそう。
厳密に守る必要はないですが、おおよその目安として知っておくだけでも、安心材料になりますよ。
オムツを変える方法
新生児時期のオムツ替えは1日10回程度が目安。
紙オムツの場合は、オムツの色が変わったときがオムツの替え時です。
オムツの変え方は、産後入院中に助産師さんが教えてくれますが、パートナーであるパパもこの動画を見て予習しておきましょう。
母乳の授乳の仕方
赤ちゃんは生まれながら自然と母乳が飲めるんでしょ?と思ったらおお間違い。
生まれたての赤ちゃんは、母乳を飲むのが下手です。
親側で上手にアシストしてあげなければなりません。
授乳が上手くいかないと、赤ちゃんがお腹いっぱいにならないですし、乳首が痛い!なんてことにもつながります。
なので、母親側の授乳スキルは大切なんですよね。
授乳の仕方は、産後の入院中に助産師さんが教えてくれるのですが、こちらの動画で事前に予習しておくとさらに安心です。
とても丁寧な解説なので勉強になります。
添い寝で授乳できるようになっておくと、退院後のお世話がぐんと楽になります。
粉ミルクの授乳の仕方
粉ミルクでの授乳にもコツがあります。
こちらの動画がわかりやすいのでピックアップしておきますね。
赤ちゃんの抱っこの仕方
生後3ヶ月頃までの新生児の赤ちゃんは、まだ首が座っていないので、抱っこも慎重にしなければなりませんよね。
赤ちゃんの抱っこについても動画で解説されています。
赤ちゃんの肌トラブル
赤ちゃんと聞くと、すべすべな卵肌を想像しますよね。
ただ、実際のところ新生児期は乳児湿疹が出て肌が荒れがちな時期だったりします。
生まれた子どもの可愛い写真を撮ろうと思っいた矢先、肌荒れがしばらく治らずに困りました。
多くの赤ちゃんが通る道ですので、心構えをしておいていただければと思います。
沐浴の仕方
沐浴の仕方は、一度実践して慣れてしまえばOK。
動画がわかりやすいです。
入浴前に、お風呂を上がった後用のバスタオル・着替え・オムツを事前に準備しておくことがポイントです。
まとめ
本記事では、わたし自身が両親学級等で事前に学んでおきたかったなと思うこと、また事前にパートナーに知っておいてもらいたかったなと思うことをメインにまとめてみました。
産後の流れのメインストリームを漠然とでもつかんでいただければうれしいです。
テキストと動画を中心にご紹介しましたが、マンガなどで予習しておくと、ある程度イメージしてから臨めるので安心です。
漫画形式なら、パートナーにも読んでもらいやすいです。
他にも出産・ベビーに関する記事もまとめていますので、よければ参考にして見てくださいね↓↓