共働き家庭では、収入口が複数になる分、家計管理が複雑になります。
支出や貯金の仕組みづくりに悩まれている方も多いのではないでしょうか。
夫婦の口座間のお金のやり取りが面倒・・・
毎月定額を共同口座に貯める仕組みにしたい
毎月定額のお小遣いを渡すのを忘れてしまう
共働きで共同口座を管理する場合は、口座の数が増えるので、必然的に口座間のお金の移動が増えますよね。
実はネット銀行の便利を知るまでは、振込手数料を避けるために、平日ATMでお金を下ろす→別口座に入金又は現金で手渡し、という作業を地道に行っていました。
今振り返ると、何て面倒な作業をしていたんだ!と思います。
これから新規に口座をつくられるのであれば、定額自動振込が無料でできる銀行口座がおすすめです。
定額自動振込みサービスの活用方法
定額自動振込みサービスとは、名前の通り定額の金額を繰り返し自動で振り込んでくれる仕組みのことです。
給料口座に振り込まれた金額を別の口座へ配分したり、仕送りや家賃・習い事・お小遣いなどの振込みに便利です。
定期自動振込サービスのメリット
毎月定額の金額を分配・振り込む場合に、初期設定だけであとはほったらかし。
お金について何も考えなくてよいのがメリットです。
定期自動振込サービスのデメリット
初期設定・金額や振込日時の変更手続きが必要な点を面倒に感じられる方もいると思います。
一度設定できればあとあと楽になることを考えるとデメリットの度合いは薄いのではないかと思います。
振込元の口座の残高確認が必要。放っておけばエンドレスに振込続けられてしまうため、振込元口座の残高不足が心配になります。
定期的に給料が振り込まれる口座であれば安心ですが、そうでない場合もあると思います。
残高を簡単に確認するため我が家はマネーフォワードMEのアプリで家計を管理しています。
残高不足にもいち早く気付くことができる点がメリットです。
定額自動振込が無料のネット銀行
無料で他行宛てに自動振込できるネット銀行です。(MACO調べ)
プログラムによる無料回数の制限はあるのですが、月数回程度の振込であれば対応できます。
- 楽天銀行・・・145円(プログラム利用で手数料無料月3〜5回まで)
- 住信SBIネット銀行・・・手数料無料(月1〜20回まで)
- GMOあおぞら銀行・・・手数料無料(月1〜20回まで)
- 東京スター銀行・・・手数料無料(スターワン口座開設者のみ)
わたしの使っている銀行は楽天銀行と住信SBIネット銀行です。
定額振込だけでなく、通常の振込もスマホで簡単に済ますことができるので重宝しています。
ちなみに、他の銀行でも自動振込サービスがあります。
ただ、手数料無料で利用したい場合は、同一同支店に口座を作るか、本人名義口座間での振込に限定されてしまう点が難点です。
- ゆうちょ銀行・・・手数料125円〜
- 三菱UFJ銀行・・・手数料110円〜(同一同支店のみ無料)
- 三井住友銀行・・・手数料110円〜
- みずほ銀行・・・手数料110円〜(同一同支店のみ無料)
- イオン銀行・・・手数料110円〜(イオン銀行間のみ無料)
- PayPay銀行・・・手数料145円〜(同一銀行・三井住友銀行のみ無料)
- セブン銀行・・・手数料55円〜
定額自動入金サービスが無料のネット銀行
他行からの定額自動入金が無料のネット銀行もあります。
住信SBIネット銀行を除き、入金のみの対応です。
また、自動入金サービスは本人名義口座間のみの連携となります。
自分の口座→貯蓄用口座・お小遣い用口座へ移動する、といった運用が現実的です。
- 住信SBIネット銀行
- ソニー銀行
- auじぶん銀行
- PayPay銀行
- イオン銀行
- 大和ネクスト銀行
まとめ
いかがでしたでしょうか。
自動振込機能を使うと家計管理がより楽になります。
他の銀行口座との連携を考えると住信SBIネット銀行が最強ですね。
給与受け取りのメインバンクを変更せずに、給与受け取り口座→SBIの自動入金→自動振込まで一連の流れが可能になります。
口座開設で悩まれている場合は、是非無料自動振込サービスのある銀行を選ばれてみて下さいね。