こんにちは。
ワーママMACOです。
本記事にたどりつかれたママパパのみなさんは、子どもの習いごとに対してどんなことを求めていますか?
お金と時間を掛けて無駄になったらイヤだなぁなんて考えていたりしませんか?
わたしもせっかく習うなら無駄にしたくないな、との思いから、
色々と習いごと関連について調べたり考えたりしていました。
本文を読まなくても、ある程度目次で概要はわかっていただけると思います。
興味のある部分は、目次から飛んで確認してみてくださいね。
そもそも、習いごとをした結果の何を無駄と考えるのか?
まずは、習いごとを習った結果、何を無駄というのか、たくさんの経験者の声をピックアップしてみていきたいと思います。
その道のプロにならなかった
その道のプロになれなかった、その道の仕事につけなかったから無駄だった、と考える方もいますよね。
例えば、
サッカーを習っていたが、高校まで続けたがサッカー選手にはなれなかった。
ピアノを習ってある程度のところまで上達し、音大に行ったが、今は音楽とは関係のない仕事についている。
ダンスにハマって楽しく上達したが、特に何にも繋がらなかった。
などなど。
正直、プロになれる人や、子どもの頃の習いごとが仕事につながる人なんて、ごく一握りです。
「プロになれないなら無駄」とプロになることを習いごとを目的に定めるのであれば
高確率で「無駄」と呼ばれる結果になることを前提に習わす、
英才教育として親もつきっきりでフォローする、くらいの気概が必要でしょう。
習熟できなかった
習っていたけれど、特段スキルが上達しなかった、ということを無駄と捉えている人も。
ピアノを習っていたものの、あまり弾けるようにならなかった。
英会話を習っていたけれど、あまり話せるようにならなかった
書道を習っていたが、字が上手くならなかった。
習熟するためには、習いごとの日以外の日々の積み重ねが大事だったりします。
習熟するのが目的で習うのであれば、習いごと以外でも練習する姿勢や環境づくりが大切だといえますね。
特に英語などの語学は、継続と反復学習がものをいうんだそう。
話せるようになった人も定期的に勉強して忘れないように努力しているそうです。
やらされている感が強く楽しめなかった
上達はしたものの、楽しめなかったから無駄だった、という声も聞かれます。
ピアノを泣きながら練習した記憶がある。6年間続けていたものの、その後は全く弾く機会がなくなってしまった。
スイミングはある程度上達したが、レッスンが嫌で行く前はいつもお腹が痛かった。
習いごとって、ある意味親の自己満足の延長にあるものですが、子どもが楽しめているかは重要なポイントだと思います。
日常生活で役立つ機会がなかった
将来使うスキルから逆算すると、案外日常生活で役立つものって少ないように思います。
逆上がりができなかったから体操教室へ通ったが、大人になったら逆上がりができなくても困らないから。
習字を習っていたが、今はパソコンやスマホがあり字を書く機会が減ったのであまり意味がなかった。
英語やプログラミングなどは現在大人にも必要な知識とされていますが、10年、20年先は新しい技術が生まれて役に立つ機会が減っているかもしれませんよね。
期待された効果が見込めなかった
一定の効果を狙って習いごとを習わせても、効果がでないことはありますよね。
スイミングを習ったが、水に関する恐怖心が消えなかった。
そろばんは上達したが、算数は苦手なままだった。
習いごとのスキル自体が上達しても、副次的効果が得られないこともあるということですね。
何事も全て思い通りにはいかないですね。
かけたお金や時間の割に得られたものが少なかった
高額な習いごとをしたり、長く続けた時にみられる後悔です。
バレエの習いごとの発表会に毎回10万円以上かかったが、そのお金があれば他にもっと違うことができたかもしれない
ピアノを惰性で7年間続けた割に、ピアノを好きになれなかった。
正直、習いごとのコスパってそんなによくないです。
習いごとを無駄にしないために大切なことは?
目的を明確に決めておきましょう
無駄だったと後で思わないためにも習いごとを始める前に、目的を明確に決めておくこと一番大切です。
目的はなんでも構いません。
- 思いっきり体を動かす時間をつくる
- 体力をつける
- 学校外の友達をつくる
- 音感を身につける
- 苦手な分野を克服する
- チームプレーを身につける
- 勉強でつまずかないようにする
- 日常にちょっとした刺激を楽しむ
- 親の休息時間をつくる
などなど、まずは課題感をあげてみましょう。
もしかすると挙げた課題は習いごと以外の方法で解決するかもしれませんよね。
そもそも、習いごとにする必要があるの?
と立ち止まって考えてみるとよい気づきが得られると思います。
やめる時期・条件を決めておきましょう
どういったタイミングで辞めるのか、始める時にやめ時を決めておくことも大切です。
何となくだらだら続けていても、お金の時間の無駄ですよね。
- ○○の技を習得したらやめる
- ◯歳になったらやめる
- 子どもが3回やめたいといったらやめる
習いごとを通じてプロになることは稀ですので、基本損切りラインを決めておけば無駄になりにくいです。
やめたからといって全てが無駄になる訳ではありません。
幼い頃に経験した、という事実が体験価値になりますよ。
才能があり、子どもが好きで楽しんでいると感じられるなら、やめずに継続してみてもよいかもしれませんね。
子どもが楽しんでいるか
どんな習いごとでも、子どもが楽しく取り組めていることが大切です。
大人もそうですが、いやいや取り組んでいることってなかなか身につかないんですよね。
せっかくお金と時間を掛けた習いごとがマイナスの方向に働かないようにしたいですよね。
楽しめていないようなら、その時間とお金を別のことに使った方が価値があると思います。
子どもが楽しいと感じる要因は、先生との相性、友達関係、レッスンの難易度などが挙げられます。
楽しくないという時は、一度原因を探ってみましょう。
詰め込みすぎない
あれもこれも習いたい、と子どもが要望するかもしれませんが、無理は禁物。
ほっと一息つける時間も設定しておきましょう。
習いごとを始める上で知っておいた方がよいこと
習いごとを探す前に知っておきたかった!
ということをまとめてみました。
まず、習いごと別から。
幼児教室に通うなら・・・
幼児教室は、子どものためと言いながら、実は親のためなのだそう。
子育ての声かけで気を付けることなどが学べます。
親の声かけが変われば、子どもも変わりますよね。
そんな効果を期待しています。
英会話など、語学系の習いごとをするなら・・・
語学系の習いごとをする上では、語学を習得するためには継続する必要があること。
自宅などでも英語に触れる時間を作ることで、習熟度が上がります。
発音にこだわるなら4-6歳頃に、英語を聞き取る耳を鍛えておくと、その後も優位らしいです。
うちの子どもは5歳から少しずつ英語を始めています。
発音にこだわらないのであれば、日本語の習得がある程度落ち着いた10歳前後からでも十分間に合います。
音楽系の習いごとをするなら・・・
4-5歳ごろが人間の聴覚がもっとも発達する時期とされています。
この時期にたくさんの音楽を聴き、歌い、弾く体験を重ねること、“こころ”と“からだ”で、まるごと音楽に向き合うことで、音楽のさまざまな表情やニュアンスを聴きわける耳が育まれます。
ヤマハHPより
リトミックなど、楽しみながら音楽に親しむのは年少〜年長くらいの時期が適しているといえます。
指先が発達すると言われているは6歳〜12歳頃の年齢です。
本格的に楽器を習うなら、小学校に入ってからで十分だと思いますよ。
運動系の習いごとをするなら・・・
発達の段階が、「プレゴールデンエイジ期」「ゴールデンエイジ期」「ポストゴールデンエイジ期」にわかれることを知っておきましょう。
4歳から8歳頃までのプレゴールデンエイジ期は、神経回路がもっとも発達する時期です。
遊びを通してさまざまな動きを経験するのが有効。
子どもの集中力が続かないため、一つのことをするよりも多種多様なスポーツに触れる経験が大切といわれる時期です。
多種目スポーツスクールJJMIXや忍者ナインの習いごとが、バランスが取れていていいなと思っています。
うちの家の近くにはないため通えないのが残念です、、
9歳から12歳頃までのゴールデンエイジ時期は、初めて行う動作でも見本を見ただけで「即座に習得」できてしまうことがあります。
また、集中力や忍耐力がでてくる年齢です。
この時期に判断を伴う技術や正確な技術の習得をすることがとても重要といえます。
もっとも運動能力が伸びやすい時期ですね。
地域のスポーツクラブなども小学校高学年頃からの募集が多いですよね。
ポストゴールデンエイジ期とよばれる13歳から15歳頃までの中学生の時期は、筋肉や骨格が発達し、体がしっかりと作られる時期です。
筋力をつけてパワーアップしたり、頭を使いながら練習して動きの質を高めたりするのによい期間とされています。
費用をおさえたいなら・・・
習いごとの費用をおさえたいなら、公民館などの公共施設での習いごとか、オンラインの習いごとがおすすめです。
施設費が安くおさえられるため、習いごとの費用も安くおさえられるケースがほとんど。
公共施設での習いごとは、期間限定だったり、活動日数が少なかったりと、ゆるめの活動が多い印象です。
習いごとに成果を求めるなら・・・
個人の先生のレッスンではなく、実績のある大手の習いごとを選びましょう。
費用は個人の先生と比べて割高。
しかし、大手の場合は、科学的な根拠に基づいて研究された教材やカリキュラムで、子どもたちが楽しみながら力をつけやすいようにサービスが設計されている点がやはり秀逸だな、と感じています。
例えば、ヤマハの幼児向けエレクトーン教室、費用は個人の先生の2倍ほどするのですが、カリキュラムと教え方はピカイチです!
無理のないカリキュラムと、質の高いコンテンツがあると、子どもと親の満足度も高くなりやすいです。
グループレッスン系の習いごとなら・・・
スイミングや体操教室、グループ英会話など、グループレッスン系の習いごとは、人数が多い回ほど、練習する回数が減ってしまいがち。
コスパよく習わせたいなら、人数の少ない時間帯を選ぶのも一つ。
60分のレッスンの前提で、生徒が10名だと一人当たり6分ですが、5名だと一人当たり12分です。
平日や土日の朝一などが比較的人数が少なく、先生にもきめ細やかに見てもらいやすいですよ。
友達がたくさんいる方が楽しい、というお子さんであれば、あえて人の多い時間を選ぶのもありです。
親が楽したいなら・・・
完全に先生にお任せできる、親の付き添いが不要な習いごとを選びましょう。
一緒に子どもとの時間を楽しみたいなら、一緒にレッスンを受けたり、自宅学習のある習いごとを選んでみてくださいね。
送迎の時間をあなどってはいけない・・・
習いごとで侮っていけないのは、送迎の時間です。
送迎のほか、準備時間やレッスン中の待ち時間も含めると、一つの習いごとに対して2時間くらいかかることも。
兄弟で違う習いごとをしているとさらに時間は増えます。
家や園・学校からの距離が近い、送迎バスがあるなど、なるべく子どもだけで行ける場所の習いごとを探すようにしておいた方が、後々習いごとの数が増えた時に楽ですよ。
結局は先生との相性なんです・・・
子どもの好きなジャンルでも、どんなにカリキュラムが良くても、教え方が素晴らしくても、最後は人対人。
先生と子どもの相性が良いかは、習いごとを楽しく続ける上でとても重要だと感じています。
無料体験を設けている習いごとも多いので
実際に足を運んで体験してみて判断してみてくださいね。
まとめ
本記事では、後悔しない習いごとの選び方、注意ポイントを、MACOの実体験や多くの口コミを元にまとめてみました。
これから子どもにどんな習いごとをさせてみようか、と悩まれているママ・パパの参考になればうれしいです。