子どものことを保育園やシッターさんに任せっきりで大丈夫かな?
忙しくても子どもにとって良い教育を受けさせたい
とお考えの働くママやパパも多いのではないでしょうか?
子どもの知育を手軽に行いたいワーキングマザー・ワーキングファザーには、毎日の忙しさの中で簡単に実践できる方法が求められますよね。
『知育』とは、「知的能力を育て、知識を習得させるための教育」のことです。
本記事では、ワーママ・ワーパパにおすすめの簡単な知育方法をご紹介しますね。
ボリュームが多いので、目次から気になる部分に飛んでいただければと思います。
話し方を工夫する
「話し方を工夫する」は、普段の会話の中で意識するだけなので、時間のないワーママ・ワーパパでも簡単に取り組めますよ。
主に語彙力の獲得につながる時短知育です。
では、早速ご紹介していきますね。
こそあど言葉を使わない
日常の会話で「これ」、「あれ」、「それ」といった『こそあど言葉』を使わずに話してみましょう。
意識してみると、こそあど言葉は日常的によく使っている方が多いのではないでしょうか。
MACOの場合は、なかなか慣れなかったですし、意識しないとポロッと使っていたりします。笑
子どもが『こそあど言葉』を使った時は、「「それ」って何のこと〜?」と親から質問してみましょう。
『こそあど言葉』を避けると、会話の中での単語の数が自然と増えます。
その結果、子どもが耳にする単語の数が増え、語彙力の向上につながります。
主語をきちんと話す
日本語の会話は主語が抜けがちなのだそう。
一方、英語は主語が必ず含まれます。
「誰がどうした」、「何がどうなった」という主語をしっかりと伝えることで、会話に対する子どもの理解がより深まります。
『こそあど言葉』と同じく、丁寧に会話することが大事ということですね。
子どもの話に耳を傾ける
子どもの話を聴くには、送迎時・入浴時・食事のタイミング・寝かしつけの時間、などがちょうど良いでしょう。
子どもの話は否定せず、子ども自身がどう思ったのか・どんな気持ちだったかを聞き、「○○と思ったのね〜」と共感してみましょう。
ママやパパがきちんと話を聞いてくれているという安心感が感じられると、子どもの中の「話したい」気持ちが強くなります。
日々の出来事や自分の思いを言語化する練習につながりますね。
親以外の話し相手を見つけてみよう
親子の会話も大切にしたいところですが、毎日会っていると新鮮味がなくなってきます。
そんな時は、親以外の身近な話し相手を見つけてみましょう。
じーじ、ばーば、おじさん、おばさん、近所の方、誰でも構いません。
我が子は、ばーばに会うといつも以上によくしゃべります!
話す方法は、対面でも電話でもどちらでもOK。
たまにしか話さない特別な人に相対すると、子どもたちの「家や園・学校であったことを楽しくしゃべりたい!伝えたい!」という気持ちが強まります。
お話しすることは、人に物事を説明する練習につながります。
ただし、シャイなお子さんへの無理強いは不要。
心を開ける相手ができた時にためしてみてくださいね。
コンテンツのかけ流し
英語の歌のかけ流し
英語に触れさせたいけれど、時間がない、というママパパにおすすめの方法です。
家で過ごす時間に、バックミュージックとして掛け流しするだけなら、ワーママ・ワーパパのライフスタイルにも取り入れやすいですよね。
また、映像なし、耳で聴くだけなので目が悪くなる、という心配があまりありません。
我が家では、スマートスピーカーの「Amazon Alexa」を使っています。
「英語の曲をかけて〜」と言うだけで操作できるので、CDに比べて手間も少なく楽ちん。
我が家は、家族全員それぞれ聞きたい音楽があるためいつもアレクサの争奪戦です。
「ABC」や「123」の歌など、子どものレベルに合った曲も選べます。
掛け流しにするだけで、自然と英語に触れる時間が増えるのがいいですよね。
読み聞かせコンテンツのかけ流し
親の読み聞かせが良いのはわかっているけれど、疲れがたまってどうにも元気がでない、と言う時のお助けアイテムは、読み聞かせ動画のかけ流しです。
音声がメインの動画だと、画面を伏せて耳だけで聞くこともできます。
ある程度言葉がわかってくる4歳頃〜小学校低学年頃まで楽しめますよ。
我が家では寝る前にかけることが多いです。
睡眠前にブルーライトをあまり浴び欲しくないので、画面は伏せて耳で聞くスタイルにしています。
おすすめのチャンネルをご紹介しておきますね。
①おはなしのくに|NHK for school
世界の童話や日本昔話などが楽しめます。
NHKが作成しているだけあって著名人の語りも効果音の入れ方もクオリティが高いです。
我が家の5歳児のお気に入りは「はだかのおうさま」「ぞうのたまご」「カチカチやま」です。
だいたいが、約10分間で完結するお話。
YouTubeではないため一話ごとに操作は必要です。
日本昔話の他、イソップ童話、グリム童話などの世界の童謡の他にも、しつけ絵本などが登録されています。
保育士・教員向けのオンライン動画教材のサイトです。
日本昔話、世界童話の他、童謡などの歌も充実しています。
ホリプロ所属のタレントさんによる読み聞かせです。
ラプンツェルやシンデレラといったプリンセスのお話が中心です。
教育系番組のかけ流し
家事をしている間は、子どもたちにじっとしておいてほしいですよね。
YouTube動画や子どもが好きなアニメを見せ続けるのはちょっと・・・
という方向けに、いつでも見られる教育系のチャンネルをおすすめしておきますね。
① NHKプラス
NHKプラスは、「おかあさんといっしょ」「いないいないばぁ」など、NHKの番組を1週間分さかのぼってみられるサービスです。
ビデオを撮り忘れても、放送時間外に見られるのは良いですよね。
子育て中は本当にNHKさまさまです。
NHKの受信料を払っている人なら誰でも登録でき、無料で使えます。
子ども番組以外も見逃し配信されているので、 NHKに受信料を払っているなら見なきゃ損ですね。
「シナぷしゅ」は、テレ東系の0~2歳児向けの知育番組です。
東京大学赤ちゃんラボが監修したダンス、歌、パペット、動物、お絵かき、クイズ、英語など、とにかく盛りだくさん。
親も見ていて飽きないので3歳以上がみても普通に楽しいですよ。
しかもYouTubeで24時間無限ループでライブ配信してくれているので、乳幼児期のお子さんをお持ちのママパパにとっての救世主ですね。
しまじろうこどもチャレンジに入会しなくても、YouTubeチャンネルでしまじろうの動画が見られます。
「かず・かたち」「ひらがな」「ことば」「英語」「生活習慣」「うた・ダンス」など幅広いコンテンツを無料で見られるのでお得ですよね。
うちの子どもは、英語のリズムに合わせたダンスを何度もリピートして楽しく踊っています。
英語もリズムに乗りながら楽しく勉強できますよ。
「黄色い帽子のおじさんは、まさに理想の保護者像だ〜」とSNS上で度々絶賛されているおさるのジョージ。
黄色い帽子のおじさんは、「数字や教科書の暗記は誰でもできる。でも、本当の学習とは経験と好奇心から生まれるものです。」という名言も残しています。
ジョージの冒険を通して、 「観察し、原因を考え、試してみる」 といった 科学的な考え方や論理的な思考を学べるんです。
YouTube上に公式チャンネルがあるため、動画は見放題です。
Netflixには、海外発の良質な子ども向けコンテンツが転がっています。
STEAM教育につながる良質なアニメも見ることができますよ。
英語の勉強にもなり、一石二鳥ですよね。
「The Magic School」
アメリカ発祥の90年代の元祖STEMアニメの新シリーズです。
「Ask the StoryBots」
コンピュータや、電気の発生、風邪は伝染などの「しくみ」をわかりやすく解説するアニメです。
他のコンテンツが気になる方は、HUFFPOSTの記事をご参照ください。
言わずと知れたAmazonのサービスです。
Amazonプライム会員になれば、プライムビデオも見放題。
10分、15分、30分と切りの良い単位で見られる点がプライムビデオの特徴です。
英語字幕のアニメなども見られる点も良いですよね。
プライムビデオはアニメや大人向けコンテンツが充実しているため、家族全員で楽しめますよ。
壁にポスターを貼る
お風呂やトイレ、リビングの壁など、子どもが普段目にする場所に、文字や地図などを貼る、というのも定番の方法ですよね。
購入して貼るだけ、なのでかなり時短ですよね。
ポスター類は、親子の会話のきっかけにもなります。
絵本や図鑑をリビングに置いておく
絵本や図鑑は程よい難易度のものを合わせて十冊以上、家に揃えておくことをおすすめします。
子どもたちは4〜6歳くらいで文字を覚えると一人で絵本を読めるようになります。
絵本や図鑑類を子どもの手の届く位置に置いておくと、勝手にとり出して読んでいるなんてことも。
最近は、ふるさと納税でもお得に絵本を入手できるようです。
タッチペン付きの図鑑を選ぶと、おもちゃ感覚で一人遊びしながら語彙力を鍛えられます。
「あいうえお」などの言葉を覚えるための絵本は1冊あると重宝します。
文字の書き方がわからないときに、子どもが自ら本棚から引っ張りだして、絵本の文字を真似していました。
図鑑類は子どもが興味を持ちそうなものをセレクトしてみましょう。
大人も知らないことがたくさん記載されているので、勉強になって一緒に楽しめますよ。