こんにちは。ワーママMACOです。
夏になると「麦茶の消費量が急激に増えて作るのが間に合わない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか。
育ち盛りのお子さんがいるご家庭では特に需要が高まると思います。
本記事では、麦茶を時短で大量に作る方法と代用案をまとめてみました。
どれか一つでもご自身のライフスタイルに合うものを見つけれいただければうれしいです。
目次から気になる内容にとんでみてくださいね。
時短で麦茶を準備する
時短で麦茶を準備する方法をまとめてみました。
煮出してつくる濃縮麦茶
作り方はとっても簡単です。
レシピ
①やかんや鍋に少量の水と麦茶パック入れ、通常の倍以上の濃度の麦茶を煮出す。
②あらかじめ水を入れた麦茶用ボトルに、濃縮麦茶を注ぐだけ。
レシピは、以下の動画がよくまとまっていてわかりやすいです。
所要時間
所要時間は、麦茶をお湯に煮出す約5分ほど。
水に混ぜて冷やすことができるので冷ます時間は不要。
急いで大量に麦茶が必要な時に役立つ時短技です。
費用
はくばくの「こども喜ぶ麦茶」を使った場合、1パックを使って麦茶1Lつくるのに約7円程度かかります。
ガス代を約1円・水道代を約0.25円と見積もっても、1Lあたり10円程度で麦茶をつくることができますね。
一度につくれる麦茶の量
煮出した麦茶パックの分だけ何リットルでもつくることができます。
現実的には、麦茶を入れるボトルと麦茶パックの数が上限といえます。
家族の水筒分麦茶が必要という時に重宝します。
電子レンジでつくる濃縮麦茶
濃縮麦茶は電子レンジでも作れます。
レシピ
①マグカップなどに水と麦茶パックを入れて電子レンジで加熱。
500Wの電子レンジで200mlのお湯を作るのであれば2分程度が目安です。
(400mlだと4分程度です)
②あらかじめ水を入れた麦茶用ボトルに、濃縮麦茶を注ぐだけ。
所要時間
所要時間は、電子レンジで温める水の量にもよるのですが、約3分ほどで作れると思っておいて良いでしょう。
電子レンジを利用する場合、1L分程度の麦茶を素早く作れる点がよいですね。
費用
はくばくの「こども喜ぶ麦茶」を使った場合、1パックを使って麦茶1Lつくるのに約7円程度かかります。
電気代を約1円・水道代を約0.25円と見積もって、1Lあたり10円程度で麦茶をつくることができますね。
一度につくれる麦茶の量
電子レンジを使う欠点は、電子レンジから取り出す時に容器自身も熱くなっていること。
電子レンジは大量の水を温めるのには適していないため、麦茶パック1〜2袋(1L〜2L分)程度の濃縮麦茶を目安にしておきましょう。
また、電子レンジを使って液体を温めすぎると突沸という現象が起こる可能性もあるので注意が必要です。
電気ケトルでつくる濃縮麦茶
煮出し、電子レンジと同様の原理で電気ケトルでの濃縮麦茶をつくることができます。
レシピ
①電気ケトルでお湯を沸かす。
②沸かしたお湯にお茶パックを入れ、ぐるぐるかき混ぜる。
②濃縮された麦茶に水を混ぜるだけ。
所要時間
所要時間は、電気ケトルでお湯を沸かす時間も含めて約3-5分程度。
作業自体はとても楽。
費用
はくばくの「こども喜ぶ麦茶」を使った場合、1パックを使って麦茶1Lつくるのに約7円程度かかります。
電気代を約1円・水道代を約0.25円と見積もっても、1Lあたり10円程度で麦茶をつくることができます。
一度につくれる麦茶の量
沸かしたお湯に入る麦茶パックの数だけ、大量に麦茶を作ることができます。
水出し麦茶
水出し麦茶を活用されている方は意外と多いと思います。
レシピ
①麦茶ポットに麦茶パックと水を入れて2時間ほど置いておくだけ。
所要時間
所要時間は、水出しする約2時間ほど。
待ち時間を除いた作業自体は30秒くらいで完了するため、とても楽です。
ただ、急いで麦茶をつくらないといけない時には少し困ってしまいます。
費用
はくばくの「こども喜ぶ麦茶」を使った場合、1パックを使って麦茶1Lつくるのに約7円程度かかります。
高熱費はかからず、水道代のみ約0.25円と見積ると、1Lあたり7-8円程度で麦茶をつくることができますね。
お得に麦茶を作るなら水出しに群杯があがりますね。
一度につくれる麦茶の量
麦茶ボトルの大きさ・数次第で、大量に麦茶を作れます。
大人が操作する前提であれば、蛇口付きピッチャーを使うと3Lほどの麦茶を一気に作りおきできて便利ですよ。
缶入り濃縮麦茶を活用
非常時にも役立つ缶入り濃縮麦茶。
買い置きしておくと急に麦茶が切れた時にも助かります。
レシピ
濃縮麦茶缶の麦茶を1-2Lの水で薄めるだけ。
所要時間
1分もかからずに麦茶を作ることができます。
費用
麦茶缶を1本80円で購入し、2Lに希釈したケースで考えると、1Lあたり約40円。
ペットボトルの麦茶を購入するよりも安いですね。
一度につくれる麦茶の量
濃縮缶を使用すると、1缶あたり約2Lが上限です。
缶と麦茶ボトルを大量に用意すれば、麦茶をたくさん作ることができます。
粉末麦茶を使用
粉末麦茶なるものもあります。
ちょっとコップ一杯分の麦茶が欲しい時、外出時に水筒内で麦茶を量産したい時などに役立ちます。
レシピ
コップ一杯分のお水またはお湯に、粉末麦茶を1本を入れるだけ。
所要時間
1分もかからないでしょう。
費用
コップ一杯分約16〜20円。
1Lあたりに換算すると約112〜140円。(スティック7本の計算)
他の方法を考えると少々割高ですが、ペットボトル単体の購入と比較するとお得といえるでしょう。
一度につくれる麦茶の量
スティック1本あたり約150mlの麦茶が作れます。
麦茶1L作るには7本分のスティックが必要。
大量に作りたい時は、業務用の大袋入り麦茶なども選択肢に。
ペットボトルの麦茶
一番手軽な方法は、ペットボトル入りの麦茶を常備しておくこと。
持ち運ぶ時は500〜660mlのサイズ、家で飲むなら2Lサイズと使い分けもできますね。
所要時間
ふたを空けて飲むだけですので、5秒くらいでしょうか。
費用
ペットボトル入りのお茶は単体で購入すると、1Lあたり170円ほどすることも。
まとめ買いだと、1Lあたり約120円〜130円ほどの計算です。
まとめて購入する方がよりお得といえますね。
麦茶にこだわらない時短技
そもそも、夏場の飲み物が麦茶などのお茶である必要ってどこまであるのでしょうか?
水道水の味が嫌いだから麦茶を使っている、という方であれば飲みやすい水を探すというのもコスパよく飲料を確保する手でしょう。
ということで、ここから先は飲料水を使った時短技をご紹介していきますね。
ペットボトル入りの水を常備する
ペットボトル入りの水を常備するのも方法の一つ。
ラベルレスで常備しておけば、ペットボトル廃棄時の分別手間が減らせます。
ペットボトルを常備するメリットは、非常時の備蓄としても役立つ点、500mlサイズのペットボトルだとそのまま外出時に持ち出せる点があげられます。
デメリットは、保管時にかさばることと、運ぶのが重い、ペットボトルのゴミが増えてしまう点ですね。
所要時間
ふたを空けて飲むだけですので、5秒くらい。
費用
1Lあたり70円〜100円くらいが相場です。
ペットボトル入りの麦茶と比較すると、費用面では割安です。
蛇口に浄水器カートリッジを装着する
蛇口自体に浄水器カートリッジを装着する方法もあります。
飲水以外の水も気軽に浄水にできる点が蛇口用浄水器カートリッジを採用するメリットです。
デメリットは、蛇口とシンクの間の空間が狭くなる点です。
シンクに洗う前のお皿をためがちな人は、作業性が低下するかもしれません。
使い方
蛇口に浄水器カートリッジを装着し、定期的に交換するだけです。
1日10Lの浄水を使う前提で、交換頻度は2ヶ月〜3ヶ月程度が主流です。
時短の観点から、比較サイトmybestで1位のパナソニックの「TK-CJ12-W」がおすすめ。
交換時期が1年と他の蛇口直結型浄水器よりも長く、維持管理の手間が少ないといえます。
所要時間
水道水をそのまま飲むのであれば、浄水と原水とを切り替える手間の数秒で操作できます。
ろ過時間は、1.6L〜3.0L/分で設定されています。
便利な蛇口直結型浄水器、最初の取り付けは面倒かもしれませんがその後の交換はボトル部分を外すだけだから簡単。
「パナソニック TK-CJ12」を使う場合は、以下の動画を参考にしてみて下さいね。
費用
浄水器自体の価格は、3000円〜7000円代とメーカーにより差があります。
1Lあたりのコストに換算すると、約1円〜6円程度。
麦茶パックで麦茶をつくるよりもさらに割安といえますね。
一日の使用量上限
特に規定はありません。
浄水器1個あたりの総ろ過量は、600L〜4000Lと幅があります。
10L/日が一般的な使用量の目安です。
ポット型浄水器を利用する
お手軽に利用できる、ポット型浄水器です。
メリットは、他の浄水器と違い、導入に工具を使った作業が不要な点といえます。
デメリットは、冷蔵庫での保管時に通常ボトルよりもスペースが必要な点です。
商品比較のmybestの1位は、ブリタのポット型浄水器マレーラ。
ポット型浄水器はブリタの他に、トレビーノ・クリンスイが主要なメーカーです。
使い方
カートリッジの入ったボトルに水道水を注ぐだけなので簡単。
所要時間
蛇口直結型と異なり、ポット内でろ過するので、水を入れてから10〜20秒程度の待ち時間はかかります。
2ヶ月に一回のカートリッジ交換が目安。
ブリタのカートリッジの場合は、毎回のカートリッジ交換に5分程度はかかります。
詳しい作業手順は以下動画をご覧ください。
費用
ブリタや東レといった主要メーカーの場合、約5円/Lが相場です。
クリンスイは約14円/Lと少々お高め。
一日の使用量上限
カートリッジ1個でろ過できる水の量は150L〜400Lとメーカーによってまちまち。
一日あたりの使用量は2L〜5Lが目安です。
据え置き型の浄水器を設置する
据え置き型浄水器のメリットは、ポット型や蛇口設置型と比較してカートリッジの交換期限が長い点。
デメリットは、キッチンに置くスペースが必要な点です。
ちなみに、商品比較サイトmybestで1位の商品は三菱ケミカル・クリンスイのSSX800シリーズです。
使い方
浄水器を操作して、浄水を出すだけ。
ほとんどの据置型は、3L/分の流量で使えます。
所要時間
毎日使用開始時は10秒ほど浄水を、2日以上使わなかった時は1分以上浄水を流してからの使用が推奨されています。
水道水をそのまま飲むのであれば、20秒〜1分半ほどの所要時間といえます。
費用
初期コストは10,000円〜20,000円とかなり高く感じますが、
1Lあたりの費用に換算すると、約1〜2円/Lとかなりお得です。
一日の使用量上限
特に使用量の上限はありません。
メーカーにもよりますが、1つのカートリッジでおおよそ7000Lの浄水ができます。
ここまで紹介した方法の中では据置型のコスパが一番良いです。
キッチンスペースに余裕があれば据置型の設置はありですね。
そもそも、水道水ってそのまま飲んではいけないの?
ここまで、麦茶や麦茶に変わる飲料水についてご説明してきましたが、そもそも水道水をそのまま飲めれば一番楽で経済的だと思いませんか?
日本は、世界でも数少ない水道水をそのまま飲める国なのだそう。
水質の基準は、厚生労働省 で細かく定められているため、「日本の水道水は飲むことのできる品質です」が結論です。
ただし、住んでいるエリアや場所によって、成分が異なるので地域によって美味しい水とそうでない水にわかれるようです。
わかっていても塩素の味はあまり美味しくないですよね。
元の水道水が基準を満たしていても、水が通る貯水槽や給水管によって水質が低下することもあるのだそう。
水道管の内部がサビついて赤っぽい水が出たり、マンションだと貯水槽が適切にメンテナンスされずにカビが発生するケースなどが該当します。
また、古い鉛の水道管から鉛が混入する場合も。
水道水の煮沸にはどれだけの効果があるのか
水道水の煮沸には、残留塩素とトリハロメタンを除去する効果があります。
ただし、一時的な沸騰では効果はなく、10分程度沸騰した状態を維持しておかなければなりません。
トリハロメタンは、水道水中に存在する有機物と塩素剤が反応してできる物質で、発がん性が疑われるもので、水質基準に定められている物質です。
10分以上の沸騰でトリハロメタンは蒸発します。
電気ポットでは、沸とう操作を数回繰り返すことで除去することができます。
(参考)三重県水質管理情報センター『知っておくと便利な水道まめ知識』
最近は、カルキ抜き用の電気ポットも販売されているみたいです。
スタイリッシュなデザインの電気ポットならインテリアにも馴染みます。
保温機能もあるので、赤ちゃんのミルク作りにも活用しやすいですよね。
塩素の除去のみに限れば、煮沸する以外の以下の方法でも同等の効果が得られるようです。
スクロールできます引用:生駒市上下水道部「おいしい水」
おいしく飲める方法 効果 備考 1 やかんのふたを開けたまま、沸騰させる -0.3mg/L 沸騰後約1時間常温になってから測定 2 一晩そのまま汲み置く -0.3mg/L ペットボトル等で栓をしての汲み置きは、効果なし 3 透明な容器に水道水を入れ、30分~1時間日光を当てる -0.1mg/L 4 レモン汁を数滴入れる -0.3mg/L以上 5 備長炭や竹炭を入れる -0.3mg/L以上 竹炭を使用し、冷蔵庫で5時間冷やしてから測定 おいしく飲める方法実施結果
塩素・トリハロメタン以外の成分については、煮沸だけでは取り除けないため、浄水器が必要です。
まとめ
本記事では、麦茶づくりの時短方法と代用案についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
知りうる限りの情報をまとめたつもりですので、参考にしていただけるとうれしいです。
水道水の味のみにこだわるのであれば、時短の麦茶の作り方を参考にされてみて下さいね。
また、水道水の品質が気になる方は、以下のいずれかの方法で乗り切りましょう!
- 飲料の購入 ・・・時短・コスパ悪
- 浄水器の水に置き換え・・・時短・コスパ良
- 浄水器+時短麦茶 ・・・やや時短・コスパ中
個人的には、麦茶自体をやめて、1年交換不要なパナソニックの浄水器に乗り換えようか心が動いています。