こんにちは。ワーママMACOです。
本記事をご覧いただきありがとうございます。
さて突然ですが、みなさんは仕事と家事育児の両立が目標になっていませんか。
また、今のままでよいのかな、と漠然としたもやもやを抱えていませんか。
毎日を必死にこなして家事・育児の時短で回しフルタイム勤務に戻ったものの、ふと立ち止まった時に
わたしって何のために今頑張っているんだろう
という素朴な疑問に答えられない自分がいました。
今振り返ると、キャリアの目標を「仕事と家事育児の両立」に置いてしまったことが原因だったんだと思います。
本記事では、わたしがキャリアに悩んだ時に試してみてよかった方法をご紹介していきます。
ワーママ・ワーパパがキャリアに悩んだら試したい方法 10選
この先のキャリアに悩んだ時に試すべき方法は大きくわけて3つあります。
- 自分と向き合う時間をつくる
- 自分の市場価値を知る
- 他者や他業界の価値観に触れる
まだ何も手を付けられていない方は、ぜひ①から始められてみてください。
わたしは、「②自分の市場価値を知る」から始めてしまったのですが、「①の自分と向き合う時間をつくる」ことと並行して行えば、よりスムーズにキャリアについて考えられたと思っています。
具体的にどんなことをすればいいの?
という方のために、具体的な手法をお伝えしていきますね。
お金をかけずにできる方法もあるので、始めやすいところやご自身の琴線に触れるところから行動に移していってみてくださいね。
自分と向き合う時間をつくる
自分と向き合う時間を捻出できていますか。
まずは、自分の価値観、気持ち、スキルなどを客観的に見つめてみましょう。
何が得意か、どういった価値観を大切にしているのか、将来どのような状態になっているのか、など、自分と向き合う時間をつくることはキャリアを再考する上では重要になってきます。
思っていることを書き出す
隙間時間を活用して今すぐにでも始められる方法です。
書き出すツールはノートや裏紙、スマホのメモ帳など何でも構いません。
書き出すことで、自分自身のことを客観的に見ることができます。
書き出した内容を見て、自分の本心を確認する作業です。
もやもやしていることを書き出す
キャリアについて、夫婦関係や職場の人間関係、子育ての悩みなど、もやもやしていることがあれば何でも紙に書き出してみましょう。
なぜそう思うのか、現在どのような状況になっているのか、といった視点で思いつくままに書き出すだけでも、思考の整理に役立ちます。
やりたいことを全て書き出す
全ての制約を取り払って、心からやりたいと思っていることをリスト化する方法です。
子どもがいるから無理、現実的でない、などと思わず、フラットな自分の心のままを素直に書くことがポイントです。
100個出すくらいの意気込みで取り組んでみましょう。
ポジティブな感情と向き合う作業なので、ピックアップしていて楽しいと思います。
やりたいことリスト(例)
- 自分の時間をつくりたい
- おしゃれなインテリアに囲まれて暮らしたい
- キャリアアップしてバリバリ活躍したい
- 子どもとじっくり向き合いたい
- ホットクックを購入したい
やりたいことリストからは、自分自身が本来こうありたいという姿が見えてきます。
自分の時間がないワーママ・ワーパパのみなさんは、やりたいことリストに書いた内容を無意識的に諦めていることが多いのではないでしょうか。
やりたいことを実現するためにはどのようにすれば良いのか、という発想に切り替えれば、一つずつ実現に近づく可能性があります。
全てを叶えることは難しいかもしれませんが、もやもやした時に見返すと意外と次の行動のヒントにもなります。
やりたくないことを全て書き出す
やりたくないことに向き合うことは、ネガティブに思うかもしれません。
やりたくないことは、自分にとって常に負のストレスを与え続けていることだと思ってみてください。
やりたくないことリスト(例)
- 満員電車で通勤したくない
- 夕ご飯作りをしたくない
- ルーティーン作業をしたくない
- 今のまま定年まで働き続けたくない
- 面倒な人付き合いを避けたい
やりたくないことを知ることは、自分自身がストレス少なく暮らして行くためのヒントになります。
負のストレスを取り除くことで、フラットな気持ちに近づくことができます。
キャリアを考える際に、自分自身が負のストレスを抱える環境からいかに脱するのか、という視点を持つことは重要だと思っています。
ストレングスファインダーで自分の強み・弱みを知る
自己分析ツールはたくさんありますが、多くの方からおすすめされたストレングスファインダーというツールはとても参考になりました。
約2000円で上位資質5つを分析できます。
ネット上に転んでいる無料の自己分析ツールを試すくらいなら、2000円払ってでも自己投資としてストレングスファインダーを試す方がより効率的だったな、と思います。
本ツールでは自分が無意識的に行う思考のクセをつかむことができます。
弱みを克服する、というよりも強みをどう活かしていくかにフォーカスし、前向きに人生を生きていくヒントを得られます。
ちなみに、わたしの強みは、収集心・未来志向・目標志向・内省・自我の5つの要素が優位という結果でした。
振り返って見ると、幼少期や学生時代から自分の資質が大きく変わっていないんですよね。
自分を変えたいと思って、自分が不得手と感じられる環境にあえて飛び込んで変わろうと思っていたにもかかわらずです。
ストレングス・ファインダーを試すことで
- 長年培ってきた思考のクセはどうあがいても変わらないというある種の諦め
- 今ある強みを最大限活かすことが自分にとって最善の人生を歩む方法だというポジティブシンキング
を手に入れることができました。
そして、自分の強みを上手く活かすにはどうすればいいかと考えた結果、ブログや投資に力を入れることにしたんですよね。
また、今の部署の業務は向いていないから、他場所への異動届を出す、という行動にもつながりました。
キャリアのように大きな話だけではなく、日々の生活の中の苦手だと思っている行動も、自分の特性を組み込むことで楽しい時間をなる可能性もあります。
(例)家事のように繰り返し同じ作業をすることが苦手
・ルーティーン作業だと、新しい発見や考えることがないので楽しくない
→「収集心」や「内省」の特性が活かせるよう、作業する時間=ラジオで情報収集して考える時間、に変換した。
→ラジオの時間が楽しみになり、家事の繰り返し作業への苦手意識が減った。
ストレングス・ファインダーは自分の特性を知るために有効なツールだと思いますので、興味が湧かれた方はぜひお試しください。
キャリア形成に関する本を読んでみる
おすすめの本を2冊ご紹介しておきます。
世界一やさしい やりたいこと の見つけ方
読みやすく、kindle unlimitedで無料で読むことができます。
好きなこと × 得意なこと × 大事なこと = 本当にやりたいこと、という掛け合わせを理解することがポイントになります。
進路に迷っている学生さんにも読んでもらいたいと思える良書です。
やめる時間術
音声メディアVoicyで有名になられた、ワーママはるさんの著書です。
外資系企業管理職・子ども2人ワンオペ・副業をこなされる中で編み出された時間術がまとめられています。
具体的にはどんなに頑張っても平日に自由に使える時間は1時間半しかない、という制約の中で何を優先するのか、といった思考方法が学べます。
ご紹介した以外にも、キャリアに関する本はたくさんあります。もやもやした時は自分以外の人の価値観に触れることで新たな発見が得られると思いますよ。
他のおすすめ本もピックアップしておきますね。
- エッセンシャル思考
- LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
- ZERO to ONE(ゼロ・トゥ・ワン)
コーチングを受ける
コーチングとは、本人特有の感情や思考のはたらきを行動の力に変えることで目標達成や自己実現を促す、コミュニケーション技術のことです。(一般社団法人日本コーチ連盟より)
わたしは、人生の岐路に立ってもやもやした時に、誰かに話を聞いてもらいたい、客観的な意見を踏まえて自分自身の進路を考えたいと思い、コーチングをお試し利用してみました。
時間がかかること、1対1のコミュニケーションのためコーチングを受けた際の満足度はコーチのスキルによること、がデメリットです。
自分の市場価値を知る
転職サービスサイトに登録してみる
どこか一社だけでも良いので、転職サービスサイトへ登録してみましょう。
基本情報を登録するだけでスカウトメールが届いたり、おすすめも企業の紹介メールが届く仕組みになっています。
自分のキャリアが市場からどのように評価されるのかがわかる、といった利点があります。
いざ転職したいとなった場合に、どういった業界に行こうかと考える目安になったりします。
多数の転職サイトがあるなか、わたしが登録していたサイトは以下の5社+αです。
某サイトで性格診断を行った結果自動的に10社ほど登録されてしまったのですが、登録数が多いとメールが大量に届くなど管理が煩雑になってしまう点がデメリット。
1〜3社程度がちょうどよいと思います。
無料の転職エージェントサービスを利用する
無料で転職エージェントサービスを利用する、という方法もあります。
結果転職には至らなかったのですが、エンジャパンのエージェントさんに親身になって色々と相談にのってもらえたのはありがたかったです。
エージェントサービスに申し込んだ後は以下のような流れで進んでいきます。
- エージェントサービスに申し込む
- 自己PR書類を作成して提出する
- エージェントさんに希望条件を共有する
- エージェントさんから希望に合致する企業が紹介される
- 企業にエントリーする
希望に合致する企業がなかったこと、途中で転職活動をやめてしまったことから、わたしは①〜④まで経験しています。
②の自己PR書類を作成するのは就活以来でしたが、自分自身がどのようなキャリアを歩んできたのか、どういった強みがあるのかを振り返るよいきっかけとなりました。
また、③の希望条件を考える段階では、今後どのようなキャリアを歩みたいと考えているのかを整理できます。
エージェントさんに客観的な視点でアドバイスしてもらえるのがメリットですね。
人によって合う合わないがあるので、試してみて合わなければ別のエージェントさんに変えてもらうなどの対応してもらいましょう。
自分のサービスを売ってみる
会社という冠を外した時に、自分自身に何ができるのか、ということを知るために、自分のサービスを売るという方法もあります。
インターネットサービスが当たり前になってきているので、誰でも簡単に自分のサービスを売ることができるんですね。
- メルカリで不用品を販売してみる
- ココナラでイラストを売ってみる
- ランサーズでライター業をする
- アフィリエイトブログやSNSを始めてみる
- noteで有料記事を販売するなど方法はいろいろとあります。
など、方法は無数にあります。
副業がバレたらどうしよう?と悩む方もいらっしゃると思いますが、そう簡単には稼げませんので安心してください。
稼ぐ苦労や、受注される側の考え方、マーケティングスキルなど、本業で見えなかったことがきっと見えてくるはずです。
わたしもココナラで自分のサービスを販売しています。
収益は月5000円〜1万円程度ですが、趣味の延長として細々続けています。
他者や他業界の価値観に触れる
ソーシャルメディアを通して他の人の生き方・考え方を知る
TwitterやInstagram、Facebook、YouTubeなどのSNSで気になる人をフォローして、その人の発信を遡ってみることがおすすめです。
他人の生き方や考え方を知るためは本を読むという手段もありますよね。
もちろん本を読むことも大切だと思いますが、少し古い情報だったりします。
SNSの方が、今を生きる人のリアルな考えや価値観に触れられる点がメリットだと思っています。
わたしの場合、Voicy という無料音声メディアが他者の生き方や価値観を学ぶ場として有効でした。
音声メディアは家事や通勤時間に聞くことができるので、ライフスタイルを大きく変えずに情報収集できるんですよね。
可処分子育て中の働くママ、最前線で活躍するビジネスマン、フリーランスで活躍する人、子育てアドバイザーなど、無料で多種多様な人の価値観に触れることができます。
成功したことも失敗談も等身大の人として包み隠さず話されているので、知り合いのお兄さんやお姉さんの話を聞いているような親近感が湧いてきます。
お仕事体験してみる
このまま今の職場で働き続けてよいか、もやもやした時は、別の業界の価値観に触れてみることで新しい道が見えるかもしれません。
一日といった短期から体験できるので、近場の職場やリモート体験できるのであれば、有休を使って体験するのもありです。
他社や他業界で働いてみることで、自分自身の適正を知ったり、転職後の不安を解消できたりします。
以下のサービスで仕事を体験することができます。
仕事旅行社
体験入社
体験談は以下の記事を参考にされてみてください。
実はわたしも、仕事旅行社でお仕事体験をしたことがあるんです。
定年後にやってみたいなと思っていた雑貨屋さんでお仕事体験をさせてもらいました。
小規模事業をする上での苦労や、どのように収益化していったかなど、リアルな裏話を聞くことができました。
有料になるのですが、自分のネットワークでは出会えない人と会うことができる、価値のあるサービスだと思っています。
プロボノに参加してみる
プロボノとは、社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門知識を活かして取り組むボランティア活動のことです。
サービスに登録することで、ボランティアを募集する団体とマッチングされます。
お給料は出ませんが、経験やスキル・人脈を蓄積することができます。実際に、転職時の実績としても有効です。
報酬のでないボランティア活動は年100時間を超えると、モチベーションが下がるという話もありますので、興味のある方は仕事や家事育児に無理のない範囲で取り組まれてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
キャリアに悩みもやもやした時に試す方法を思いつく限りピックアップしてみました。
わたしは、上記をいろいろと試した結果、今の会社に残りつつ、副業する道を選びました。
悩むことに時間を費やすくらいなら、なんでもいいので一歩前に踏み出してみましょう。
これは違う、という回り道をしてもいいと思います。
おじいさんやおばあさんになってから、「わたしはもっとこんな人生を歩みたかった。」と後悔することのないよう、ご自身と向き合って自分らしいキャリアを見つけてみて下さい。
わたしも、キャリアに随分悩んできましたが、上記の方法をいくつも試すことでようやく自分らしいキャリアが見えてきました。
本記事が悩めるワーママ、ワーパパのキャリアの参考となればうれしい限りです。